

ゆかし
@return1030
2025年から自分が読んだ本と、我が子に読み聞かせた本の両方を記録してく!(サムネは本人)
本の感想というよりは本にかこつけて自分語りをします。
- 2025年5月20日
- 2025年5月12日ジェリコの製本職人ピップ・ウィリアムズ,最所篤子気になる
- 2025年5月11日読み終わった読み終わった。男は、女は、とかジェンダー観はどうしても古く後半はとくに色濃く感じたが、仕方ないとして、病気に関しての内容は大変面白く、ところどころ痛快だった。「一度病気になってみればいい」みたいな言い方は、なんとも肩の荷が降りるようだった。 本書で言われてることがよく分かった。 わたしは20代鬱ぽいのに鬱じゃなさそうで仕方なく鬱と診断を受けたが、母との強固な共依存から急に一人暮らしにになって、おかしくなってたんだろう。 かかれてるとおり、耐え難い寂しさに狂って、どでかい丸のままのバームクーヘンや食パンやコンビニスイーツを貪るように食べていた。吐けなかった。懐かしい。 それが、なんだかんだで良くなって、昔のことを愛しむ気持ちと人生に前向きになった時期があって、いまは子供が生まれてまたバランスを崩していたがそれは維持の努力が足りなかったからかと思った。 書かれてる通りだ! 何ヶ所か付箋を貼ったので、心に残った部分はこれからもよく見返そうと思う。 めちゃくちゃ苦しんでた最近の自分が愛おしく思えてきたので、読んでほんとうによかった。
- 2025年5月11日借りてきた読んでるヨン・フォッセを読み始めたので、北欧のこと少しゃ学ぼうと図書館で手に取った。 北欧全然わからんと思ってたけど、中学生時代魔探偵ロキの影響でルーン文字を覚えてはノートに書いたり(ザ厨二)ルーン占いが残っているときいてイギリスに想いを馳せたりしてたこと思い出した。 そうだ、北欧ってちょっと憧れてたけど大人になるにつれ、行くには遠すぎてコスパ・タイパ思考により優先度が下がっていたのだ! それに、ヨーロッパはバイキングたちがめちゃ広がってイギリスとかめちゃバイキングだったことを、高校世界史で勉強したのになぜかサッパリ忘れてたのを思い知った。 なぜ私のなかに知識の分断がおきているのだ? 30代の私はスマホ中毒で縦読み漫画とXに溺れてすっかり空っぽになっているのでは?とがっかりした。 同時に,むかしなんとなく齧って霞になった知識がなんとなくの礎になってる。 まだ序章だけど「お、おもしれーじゃん」とワクワクしている自分もいて、大変な救いを感じている。この手の字がびっしりな新書は脳が拒否するはずなのに! 読書会の課題だからということと、スマホ時間を減らそうキャンペーンの一環ではあるが、「図書館のあんなコーナーの本を読んでる自分!」というウフフな動機も悪くないものだな。
- 2025年5月11日
- 2025年5月9日想像のレッスン鷲田清一気になる読みたい初台の東京オペラシティでやってるLOVEファッション展にきて、ギャラリーショップに置いてあってすごく読みたくなった。 いま積読も多いので買うのはやめた……よ、よみたい……よみたい…
- 2025年5月1日
- 2025年4月29日ヨン・フォッセ1ヨン・フォッセ読んでる読書会のおかげで読むことになったヨンフォッセ。(名前すら知らなかった…) ひとまず「名前」だけ読んだ。 シェイクスピアの韻文みたいな書き方。こんなにト書きが多いのは初めて見た。(私読んでるのが新劇とかばっかりだからか?) 若い女のふるまい、不機嫌なときの私みたいで草。 若い男が義実家で永遠に本読んでるの、私が義実家で永遠にスマホとかタブレット触ってるみたいで草。 ヨンフォッセはわかりにくいらしいんだけど私には身に覚えのある、言語化の難しい感情が呼び起こされて共感しまくっていた。
- 2025年4月11日アーサー・ミラーⅢ みんな我が子/橋からのながめアーサー・ミラー,倉橋健読んでる戯曲「みんな我が子」のほうを読み終えました。、えぇーーーーこんな話だったの。泣いちゃった😢しんど。 ラリーの真相を家族が次々に読むシーンは悲しすぎた。 あと、個人的にグッときたのが、144ページの、3幕ジムのセリフ。「クリスは自分の誠実の星が消えていくのを、独りで見つめたいんですよ」😢 なんて詩的な表現なんだ。人生のままならない瞬間に立ち会っている人間を、そんな瞬間を経験済みのサブキャラがやさしく見守っているみたいな。いいなジム、おいしい役ですな。 また、そのあとかな?クリスのセリフ「父のことは1人の人間ではなく父として見ていた」みたいな言葉にシンパシー感じた。 親子って不思議だ、なぜだかそうなるんだよな。 親子ってなんか、なんか、なんかなんだよな!!!! ------ もう一編のほうは少し忙しいので後回しにします。 ひとまず読書会の1回目までに初見読みが間に合ったので良かった。
- 2025年4月9日
- 2025年4月1日
- 2025年4月1日ゆるストイック佐藤航陽読み終わった35歳で動物的な寿命がくるから20~30代はガシガシ働くべきですみたいなことが書いてある。 妊娠子育てでキャリア分断してるしそろそろ35なので気分が大変落ち込んだ。 元気を出そうと自己啓発コーナーの本を手に取ったのに、完全にノットフォーミーなので後悔の1冊だった。 20代の人ははっぱかけられていいのかも。??
- 2025年3月29日こんた、バスでおつかい田中友佳子読み聞かせ実家に帰省したら、母が息子のために用意してくれてた。しかし表紙の可愛い絵から期待した内容とは違って、妖怪のでてくる怖い系話だった。母も息子が最初よんで戸惑っていたので私も読んだら、色んな意味でホラーだった。 絵は可愛い。 お話は、こんたがひたすら怖がってて気の毒だった。 バスを間違えただけなのに! (しかも結果的に失敗だったけど、乗るまえに不安を覚え運転手さんにちゃんと確認してたので大変えらかった。) バスで乗り合わせることになる妖怪たちはただフツーにほのぼの生活してて(お花を持ってウキウキしてる唐傘とか、ランドセル背負ってる鬼や河童とか)、こんたにはとくに何のアクションもしない。エクストリーム無害。 しかしこんたはひたすら怯え、あまつさえ悲鳴をあげる。 そして妖怪たちの反応は描写なし。 「妖怪だから怖がられて嬉しい」とか、「妖怪だけど私たちと変わらぬ生活がある優し人たちだから、見た目で判断しちゃだめだよね」とか、ないの?これどっちのスタンスなの? なぜこんたの悲鳴に対するリアクションがないの?こんたが見えてないの?! そして妖怪たちが住んでる「おそろしむら」は、こんたたちのすむ「おいなりむら」とどうやら共生してるっぽい(こんた母も祖父母もおそろしむらの存在を知っているし路線バスも通ってる)んだけど、これがどういう位置付けなのかさっぱりわからない。不可侵条約でも結んでるのか?? 現実世界でバスで別のコミュニティの人が乗っただけで嫌悪をあらわにしていいのか? 見た目や情報だけで判断していいのか? この絵本からは「それでもいい」という差別的なメッセージを受けた。私は。 違うというならば、妖怪があんな生活じみてないほうがいい。 そしてきつねのこんた自身も「おいなりむら」に住んでいるあたり、こんたも妖怪の類かもしれない。大丈夫?こんたのムーブ無礼すぎない?!だれか諭せ。おじいちゃん笑って「さては(間違えて)青いバスに乗ったな?」場合じゃないぞ。 とにかく不安になった。 息子はバスが好きなのと、こんたが可愛いので二度目を要求したが、私は読んでてモヤモヤする。 「こんたもおばけも可愛いね」「こんたバス間違えてダメだったね」とかで済ませろっていうの?色んな意味でホラーだった。 すまないが、何がテーマなのか分かりにくい、もしくはあまり配慮されていない絵本。 表紙カバーの読み終わり側に作者プロフィールがあって、なんか趣味はランニングとかまで書いてあってたいぶ引きました。ここにそういうことまで書いちゃう人の本?自由だけどさあ…。
- 2025年3月19日のびる じどうしゃ平山暉彦買った子のお気に入り読み聞かせ絵がうまくて毎度惚れ惚れしてます。それにファンタジーに伸びるんじゃなくて、現実に伸びて動くはたらく車が紹介されています。たしかに見たことはあるけど、名前があるんだ!みたいなニッチな車がいっぱい。テーマが大変面白い! 私は乗り物に全然興味なかったし全然知らなかったので感心しました。 街で働く車に目が行くようになって、「あ、いまコンクリートポンプ車いたね」など会話するようになり…男子の親になるなんて想像もしなかったし、「あ!高所作業車だね」など発言する自分はもっと想像つかなかった(笑)自分は芸の道に進んでいて社会を支えるお仕事をされてる方々は少し遠い存在ですが、すごく身近に感じるようになりました。目が行くようになって、ありがたさを実感しています。 さて、読むのがちょっと久しぶりだったので、いつも記憶で文を読み上げる息子が言葉をスムーズに思い出せず。ここぞとばかりにひらがなを読むよう促してみました。自分の頭文字の「と」それから「ど」と「い」は分かるので、予想して、「とどく」と「とどかない」が読めた瞬間があって、息子は感動している様子!えー最高じゃん。
- 2025年3月19日十二夜ウィリアム・シェイクスピア,小田島雄志読んでる戯曲久しぶりに十二夜を開きました。 小田島版。8.9.年前に松岡verを基に舞台をやった。あのときは全然理解してなかったな…いつか絶対にもう一度やりたいリベンジ十二夜。未熟ながらヴァイオラをやったけど、次はマライヤをやりたいな!!(ヴァイオラやオリヴィアにしてはちょっと老けてしまったしな)(でもヴァイオラリベンジしたいなあ。すっかり太ってしまったので痩せて中性的になりたいよ……….) でもマライヤならメイド服とかかな?!着たい❣️(動機が不純) まえntliveでマルヴォーリオを女性にしてやってたから(見逃したけど)、それで成立するならマルヴォーリア(?)やりたすきるね。トービーもいいなあ。いろんな可能性があるな❣️ そして小田島版おもろw
- 2025年3月18日ヘンリー四世(第1部)ウィリアム・シェイクスピア,小田島雄志読み終わった買った戯曲読書会でほぼ6人で音読破。演劇経験者のみで3時間半かかった‼️わ‼️ 前日夜に届いたので、当日の朝に急いでざっと一通り目を通したけどあらすじをわかった程度で参加した。最初はドギマギしてたけど、声に出すのはやっぱ、とっても楽しいです。 初見読みでもあんなに上手い人たちを目の当たりにして、いかに勉強不足かってことを堪能しました笑😅でも気軽な会で本当に助かる!開催感謝!!!!わたしも開催しようかな。 ハリー・パーシー推せる❣️と思ったら死んでしまったwwwシンベリンの時もそうだけどシェイクスピア作品の推しキャラは死ぬ傾向に😇 ハリパの出陣シーンに読みが当たったけど何言ってんのか分からなくて、読み終わったあとにそうか、そうか、とわかった………惜しいことしたなあ。自由じゃないな。あの人やあの人が当たったらどう読んだんだろう!?いやいや、そんな瞬間ばっかり。 ヘンリー四世はイエローヘルメッツが5月末に公演やりますよ!(今回はその勉強会なんだけど)気になる方❣️ぜひ❣️見に行きましょ❣️憧れの鷹野さんがハリパ役です!やったぁーー!
- 2025年3月16日現代スペイン演劇選集 3田尻陽一借りてきた読んでる戯曲感想を長文書いてたらアプリが落ちた😇みんなも注意して⚠️😇😇 「研究室はミツバチの巣箱、もしくはネグリンのコーヒー」(ホセ・ラモン・フェルナンデス)(田尻陽一訳)なんとか読み終わった。登場人物の多さ、名前だけ出てくる人物や物、場所の持つ情報などが日本人の私には馴染みなさすぎて、注釈をみながら読んでいたけど大変だった。なお注釈204こもある。 スペイン内戦もよく分かってないのだけど。 分かったらこれはアツくてエモい内容だってことはわかった。 そして日本での上演は難しそうだと思った。 もしかして、訳者の言葉遣いが少し難しいのでは?とも思った。この本の中で同作者を別の人が訳したり、同翻訳者で別の作者の作品もあるので読み進めて言葉を感じてみたいと思もう。 同作者・同翻訳者「水の記憶」、いい感じだった。サクッと声に出してみたい作品。 日本でも上演できそう。日本でスペインのベトナム人を演じる………どんなかんじになるのだろうか? (東京サラダボウル見たばっかりなので)スペインサラダボウル案件かと思った。 順番で行くと次のはギリシャ古典を知らないので一旦すっとばして。 「聖女ペルぺトゥア」(ライラ・リボイ)(岡本淳子訳)を途中まで読んだ。面白い。ト書きが[一世を風靡するおなら]など書いてあったwこれなら日本でも上演できそうな予感がする。読んでる途中だけど。
- 2025年3月16日プロフェッショナル13人が語るわたしの声優道三ツ矢雄二,井上和彦,冨永みーな,千葉繁,大谷育江,宮本充,平田広明,朴璐美,森川智之,田中真弓,藤津亮太,速水奨,関智一,飛田展男図書館で借りた。 私はフルーツバスケットの草摩綾女が大好きで宮本充さんの名前を覚えて、ブログをよんだり昴の公演を見に行ったり、昴の養成所に見学しにいってるので(そして色々あって別の新劇劇団の養成所に行った)、表紙で名前をお見かけして即借りた。 綾女役をやったときのエピソードがあって凄く嬉しかった。あーやの演技には本当に感銘を受けた。 「ほかの役がヒントになった」などの話はファンには嬉しすぎる裏話!そっちも見てみようっ! 1人の役者として経験を積み重ねていらっしゃることがわかりワクワクした。他の方もそういうお話をきけるのかな? 今の自分の礎になってる作品に出ている役者さんたちがだらけなので、これから読むのがすごく楽しみ。
- 2025年3月11日現代スペイン演劇選集 3田尻陽一読んでる
- 2025年3月10日三びきのやぎのがらがらどんせたていじ,マーシャ・ブラウン買った子のお気に入り読み聞かせ子が保育園の劇でやるために出会い、気に入り、2025年1月に買った。第183刷だった。 自分もよく親に読んでもらってたのでうっすら覚えていて、こわい本だった記憶しかなかった。 改めて読んだら(まあ確かに不気味さはあるが)絵が素敵すぎてビックリした。抜群にうまい。小さいのは可愛いし、中くらいのは生意気そうな顔してるし、大きいのはめちゃカッコイイ。つよい。力強くてどっしりしている。 劇では息子含め男子たちのほとんどが大がらがらどん役を選択し、演じた。 強くてかっこいい大がらがらどんは憧れの存在らしい。かわいい。 そして年少にして、この本を読んで絵を見てなお、トロル役を選択した何人かの子供たちのエンターテイナー適正には脱帽。期待してる。もはや尊敬してる。 なお、その劇バージョンは大がらとトロルはおすもうをして、負けて参ったトロルを誘って一緒に山に登るエンドだった(笑)平和!! 「やまでふとる」とか、「チョキン、パチン、ストン」というシメとか、馴染みのない言葉遣いが面白い。 借りるだけじゃなくて、買ってよかった。 ノルウェーの森ってこんなかんじなのだろうか。行ってみたい。
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