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@return1030
読書習慣がないのがコンプレックスだったが、このアプリのおかげでちまちま読めている。
- 2025年11月25日
翻訳をジェンダーする古川弘子読み終わった2章から最後まで。 1970年にアメリカで発行された「our bodies,ourselves」が日本でも2回翻訳され、経緯や女性運動の流れが解説されていた。 1974年版は「女のからだ 性と愛の真実」 1988年版は「からだ・私たち自身」 1974年版は3名が翻訳し、その他チェックなど多くの人が協力したそうだが、出版の最後の過程でいつのまにか「性と愛の真実」というサブタイトルが付いてきたらしい。3名は納得していないらしい。 ひどすぎる…! 誰がこのサブタイトルをつけたのかを出版社は明らかにしておらず、3名にも分からないらしい。 夫に話したら「絶対おっさんじゃん!!!」と即ツッコミがきた。だよね🙄 私は平成初期にうまれ、東京の女子大でジェンダーの授業受けたけど、Uターン就職したらセクハラパワハラの嵐だったし、最近ようやく配慮が広がりつつあるなあと思っていた。 だけど授業をきちんと受けていなかったから、1970年代にも日本でこんなに頑張ってくださっている方がいるのは知らなかった。 この方々の頑張りが、いまにつながっているんだなあと思ってありがたい気持ちでいっぱいです。 - 2025年11月24日
マカン・マラン古内一絵気になる - 2025年11月24日
それがやさしさじゃ困る植本一子,鳥羽和久気になる - 2025年11月23日
本日は、お日柄もよく 特装版原田マハ気になる - 2025年11月22日
ムーミン谷の冬トーベ・ヤンソン,山室静読んでる5冊目だ〜! 騒々しかった前作「夏祭り」と打って変わって、冬の静寂が美しい「冬」。 冬眠の途中で不運にも目覚めてしまったムーミントロールが、いつもはスルーしている冬を目の当たりにする。雪も初めてだし、冬しか姿を見せない生き物たちと出会い冬のルールにぶち当たって頑張っている模様。 ミィも事故で起きてしまう。 たまに目にしていた「おしゃまさん」が初登場。 冬の人だったのか!喋り方から女性っぽいがほんと?(いま翻訳をジェンダーするっていう本を同時進行で読んでる😂) 冬は苦手だし、静寂も苦手だけど、この独特の空気感を文字におこされるとなぜこんなにも癒されるのか。 孤独に寄り添ってもらえる気持ちになるしかなり好きな雰囲気。 ブックサンタのおすすめ書籍に今作が挙げられていたけど、いちおう地続きなのでこの本をいきなり渡すのはどうなのかなあ? あと冬の地方の子には共感ポイントがたくさんあるのかもしれないが、私のような静岡雪なし育ちの小人にはピンとこないかもしれない。笑 おしゃまさんの不思議で静かでどっしりと飄々としている感じがとても気持ちいい。 見えないネズミたちがムーミンをもてなす挿絵はかなりワクワクした。 体調がすぐれないこともあり、昨日は読みながら寝落ちした。久しぶりの体験。続きも楽しみ! - 2025年11月22日
翻訳をジェンダーする古川弘子読んでる読書会の感想シェア中にこの本のタイトルが出てきたので、その場で検索して予約。 デカ目の本を想像してたら思ったより小さくて、漫画くらいのサイズ感でほっとした😂 3章構成の1章まで読んだ。 わかりやすくてサクサク読める。 研究対象として何冊か出てくる小説はほとんど未読だけどどれも有名だし、私はいくつか映画版を見ていたため、内容がわかってありがたかった。 児童文学についてはもともと関心があり、最近私はムーミン(同一シリーズだがタイトルによって訳者がちがう)を読んでいるので、興味深かった。 昔から、本の女性登場人物たちは不思議な喋り方をするなあと感心していたけど、古い人はこういう喋り方をするからと勝手に思っていた。 社会的に植え付けられている喋り方だとしたら嫌だけど、大人になって翻訳児童文学を読み返す時なにか懐かしい喋り方に出会えて、結構嬉しかった。 個人的なことだけど、自分は家庭環境がわるく、女らしさを減らして生きることを選択した。幼少期はプリンセスが大好きだったけど、小学生はほとんどズボンで過ごしていたし、いわゆる男言葉を使いがちだった。でも、一人で書く秘密の日記ではいわゆる女言葉をたくさん使った。自分をとりもどすための癒しであり、命綱だった。 女子大に行ったので(15年前の話だけど)ジェンダーの授業をうけたときは、周りの反応との差に驚いた。そうか、これは戦わなくちゃいけないのかと。 今なら、社会的な反応と、個人的な感想を切り離してもいいのかなと思えるようになった。 良い悪いではなく、こういう歴史や歩みがあるのだと言うことを知るのは大変意義があると思う。 2章以降も楽しみ! - 2025年11月21日
「偶然」はどのようにあなたをつくるのかブライアン・クラース,柴田裕之気になる - 2025年11月12日
- 2025年11月11日
写真でたどるロシアの文化と歴史キャスリーン・バートン・ミューレル借りてきた読み終わったざっくり歴史とともに、物体があるものの写真が載っているので、ロシアの人々が作ってきたものがわかってより文化を知ることができたと思う。 服が載ってる。 食べ物は載っていない(サモワールが載ってる程度) 学校の図書館にありそうな、はたまは世界史の便覧のような雰囲気があって、かなり楽しく読めた! - 2025年11月11日
池上彰と学ぶ ロシア・ウクライナの歴史地図池上彰(監修)図書館でつまみ読み。 ナポレオンのあたりとか面白くてどんどん読めた。 歴史の紹介に始まって、ここ100年ぐらいのことががっつり書いてあるのだけど……うう、そっちはいま読む体力がない! 最近の戦争についての理解を深めるにはすごく良さそう。 - 2025年11月11日
ベラルーシ柴田賢借りてきた読み終わったベラルーシ、名前と「ロシアの隣」くらいにしか認識していなかった。 読んだきっかけは図書館でロシアに関する本を探していたところ真新しい本が目に入って、2025年6月に発行されたばかりだったこと。半年も経ってない! ロシア語とベラルーシ語が別なのも知らなかったし、ウクライナ語と似てるとか、ポーランドも似てるとか、知って長い人々の歴史を感じた。 留学したときの体験が織り交ぜられていて面白かった!その場所でしか味わえない空気感のお話はとても好き。 ミンスクの街の、「赤い教会」の前にレーニン像は少し笑った。なるほどなあ、そういうところがベラルーシなんだね。いつか訪れてみたい。 ルカシェンカという名前も初めて知った。 長年政権を牛耳ってきた人物で、2020年の選挙でそんなドラマチックなこと起こっていたとは。全然知らなかった。日本の政治も全然知れてないのだから当然ちゃ当然だが…私は自分のほんの小さな視界しか見てなくて、私が小さなことに凹んでひょろひょろしている間に世間や世界は色んな人が色んなたたかいをして、燃えたり散ったり策を練ったりしているんだなと驚いた。反省した。 写真や図は少なく、小さく白黒。 ちょうど並行して「池上彰と学ぶロシア・ウクライナの歴史地図」、ナショナルジオグラフィックのロシアなど読んでいたので、歴史など点と点が繋がる瞬間もあり楽しかった! - 2025年11月9日
ムーミン谷の夏まつりトーベ・ヤンソン,下村隆一借りてきた読み終わったムーミン童話全集の4番目を読み終わったよー。 ほとんどの部分をファミリーで活動しているので、冒険感は今までより薄く、群像劇感すらある。 そして人数が多いのに、より孤独を感じる場面、物悲しさを静かに感じ入る場面が増えたように思う。 この不思議な感覚が、孤独を抱える世界中の小さな人間たちを癒してきたのかと思うと愛おしい。 新キャラのミーサは害悪ネガティブなところも演劇に救いを見出したところも小道具を作り忘れたところまで自分みたいで、読んでてかなりそわそわしたけど頑張ってくれてよかった。 スナフキンおじさんとか言われてるけど、ミイは完全に小さな子供枠だし、一体何が起きているんだ笑 ミイ、スナフキンより年上だろ〜😂 ほかの新キャラであるフィリフヨンカは、Dグレのミランダみたいで可愛かった。(初めてDグレをしったころが時計の話だったので…思い出深いのだー) いや絶対リンクしてるよねこの人たち?! ムーミントロールたちが冤罪でろうやに連れて行かれるところは爆笑してしまった😂😂伏線🤣🤣🤣🤣 - 2025年10月31日
ムーミン谷の夏まつりトーベ・ヤンソン,下村隆一借りてきた読んでる読み始めたムーミンシリーズも4冊目。 推しのスニフは前回のラストで両親に会えたことによりもう出てこないぽい。え〜ん。 ひとまず読み始めた。 しれっとミムラねえさん&ちびのミィがムーミンやしきに住んでるしミィに至っては完全に子供枠なんだけど、ムーミンパパやムーミンママと同世代のはずだよね…何が起きているんだ。どういう時空なんだ。 その辺の整合性の取れなさに若干ストレスを感じてしまう。じぶんが頭でっかちなのか。 新キャラたちがでてきて、ネガティブを撒き散らす子をもう一人が黙りつつ力を貸してあげたりするささやかなシーンに心打たれた。 また、文句垂れてた子がきちんと社交辞令挨拶をして、それに驚いたり赤面したりする素直なやりとりが良かった。この優しい世界が魅力だよな〜ん。 表紙の裏?にあるあらすじでは劇場などが出てくるようなので楽しみにしていたんだけど、まさか洪水で流れてくるとは思わなかった!カジュアルに洪水になるな〜フィンランドはそうなん?笑 スナフキンがいないのでみんな寂しがっていて、たしかに味気ない。早く出てきてほしい。 - 2025年10月18日
ムーミンパパの思い出トーベ・ヤンソン,小野寺百合子借りてきた読み終わったえええーーー読み終わったけどええーーー?? 読んでいて、終始おいてけぼりあでった笑 結局最後までムーミンパパのことがあまり好きになれなかった。調子に乗っていた頃の自分っていう感じで恥ずかしくてイライラしてしまう笑 ミムラってなに!スナフキン、ミィ、ヨクサル、ミムラたちの関係がよくわかんなかったよーいやいや分かったけど釈然としないよー😂😂😂😂😂😂😂😂😂なんなんwWw ww パパ世代ではおばけがダントツで好きだ。良い味を出している。大変可愛い。、結局素直かっ! とにかく本作は読んでいて辛かった。 今後どうなっちゃうんだ。 - 2025年10月16日
ムーミンパパの思い出トーベ・ヤンソン,小野寺百合子借りてきた読んでる3章まで読み終わった。 今回もツッコミどころたくさんのムーミンワールド。今作はムーミンパパが書いている自叙伝で、書いたところまで息子たちに聞かせているというスタイル。まあそれはいいんだけどさあwwwあのさあwww ムーミンパパは悲しき過去の持ち主と前作から伏線が張られていたのだが、パパはなんと捨て子で施設育ちだった。 ありふれたビニール袋に入れられて玄関に置いておかれたらしい。ヘムル族のヘムレンおばさんに厳しく育てられ(ヘムル族の習性上仕方ない)、当然ウマが合わず暗い日々が続いていたので、家出をするのがこの大冒険の始まり。 自由を手に入れた場面は、この少年はまだほんの小さな子供なのだと思うと不憫で泣けてくる。でもパパ本人も記していることだが物語を盛り上げるために誇張表現を使うことがあるそうで。しかもどこまでが本当でどこからが誇張なのかはこちらは知るよしもない…。えーーーパパに翻弄されるということね笑 旅立ってすぐ、素敵な森について理想のお家を妄想して、図面を書いてみたりするのはとても素敵なアイディアだった。が、空想が細かすぎてもう建てたと思い込んで、近くにいたヤマアラシのおばさんを強引に招待するくだりはたまげた。しかもおばさんがなんとも言えない顔でパパの顔をしばらくじっとみてから無言で去る、ところ衝撃で2度読みした。パパはあまり気にしてないっぽい。まじか。こんなシーン常人には考えられない。作者は狂人なのか? そして、素敵な仲間たちに出会う訳だが都合よくスニフ・スナフキンの父親が続々と出てきたので驚いた。 スナフキンとか親がいなさそうだと勝手に思っていたのでほんとに衝撃。シェイクスピアの夏の夜の夢にでてくるパックみたいな単体で長らく存在している妖精のイメージだったんだけど、そういうんじゃなかったんだ。 そしてこの話を聞かされているムーミントロール・スニフ・スナフキンたちは、自身のパパに大注目して、心から誇りに思いながら聴いている様子だった。少年たち〜❣️とっても可愛いよ〜! さて、大冒険の方だけど、若きムーミンパパが英雄心を発動させてモランから逃げる何かを救い出したけども、それがまたヘムル族のヘムレンという名前のおばさんで、かの施設長に見た目も名前も性格も似ているため「救わなきゃ良かった」みたいになってのは超面白かった。それ言っちゃう?しかも他のメンツも自由を愛する系なのにヘムレンさんはガッツリ秩序束縛系なので、他のメンバーもおばさんを手放す方法を考えてるのが酷い。w ヘムレンおばさんがニブリングという生き物たちを怒らせて連行されていったとき、若きムーミンパパは逡巡するものの「間に合わなかった。」と自分に言い聞かせて助けに行かなかったの酷すぎてウケた。フレドリクソンにはたぶんバレてるけど彼もなにも言わないの。利害の一致なのね。この旅の仲間、しんどすぎるw 海に出てから、いかり綱がかじり切られててフレドリクソンが怒った時の言いようが良かった。パパは「みんながしってるとおりぼくは歯が小さい」といったり、ヨクサル(スナフキン父)は「ぼくはかじりきるほど働き者じゃないぜ」という。言い方がいいよね、個性あって。ロッドユール(スニフ父)は「ぼくじゃない」とだけ言うんだけど、彼は嘘をつかないからみんなに信用されてたって書いてあってちょっと感心してたらその続きが"想像力がないのでしょうね"って突然のディスりで爆笑してしまった😂😂😂😂😂ねーーーロッドユールはなんにも悪いことしてないじゃーーん!!なにこれ😂😂😂ほんとにウケる🤣 結局犯人ははぐれニブリングだったんだけど、パパ"「君がいなくなったことを君のママが知ったら、なんていうかな」って聞いて、「なくでしょうよ」と、ニブリングは答えました。"でこの章が終わったので私の心は大草原だったw.wwwwwwww私の心にもwwwフィンランドのwwwwムーミン谷のwwww 豊かな緑がwwww生えましたwwwwwwwwwww なんなの? ムーミンワールドなんなの? ほんとおもしろいんだが。 そして、ここまで、自信がビニール袋に入っていたことを知りながら「わたしは特別な星のもとに生まれたムーミンです」と名乗る万能感たっぷりのパパが痒くてしんどくてたまりません。 つらくて。 船の名前が海のオーケストラ号と名前が判明したあたりで思わず口コミを探してみると「名作」とか「一番好き」とか「.ラストが感動する」とか書いてあって…ほんとかよーーーーと思いながら続きを読むことにしました。 おばさんのあたりからかなり笑えてきて、ようやく第3章が終わりました。つづきも楽しみにしています。 - 2025年10月16日
かもめアントン・チェーホフ,内田健介買った読んでるzoom読書会、内容をちゃんとみずに出席したら課題図書が内田健介訳かもめで、持ってなかった。慌ててKindleで購入。Kindleがあって良かった‼️内田さんがせっかくいらしてたのに!本人を目の前に来て「買ってない!」ってなに‼️ほんと恥ずかしい。こんな恥ずかしい人間ものうのうと生きています。 私は青空文庫にある神西清訳のかもめをこの読書会でざらっと一度読んだきりなので内容をだいぶ忘れてました。 そして今回の読書会では1幕を読んだので、そこまで。 とにかくびっくりしたのは「トレープレフくんの書いた戯曲、思ってたより意味がわからない‼️」笑 神西訳は昔すぎるのでそもそも全員がフィクションみたいな喋り方をしていて、ニーナが演じている役もそのオールフィクションの延長上な感じで「へー」くらいな印象だったんですが、内田訳は普通の言葉…古臭くなくてとっつきやすい会話文なので、よりトレープレフが訳のわからない言葉を紡いでいるのが際立って、ウケました。 メドヴェージェンコはなんか言いにくい言葉を使ってて、読みにくかったのですが、そういうキャラクターなのだそうです。わざと知的っぽい言葉を使っちゃうみたいな。元々抱いていた印象では貧乏で幸薄いだけでしたが、実はちょっと違うみたいでした。中身の薄っぺらい意識高い系男でした。ワロタ。 とにもかくにも内田版は注釈がいっぱいで驚きました。先日ある劇団の桜の園を見に行ったのですが、時代背景とかよく分かってなくて、農奴解放令が出た後だということだけはわかったけどロシアなんにも分かってないってことを痛感したので、勉強したいなと思っていたところだったからありがたすぎる!!!! チェーホフやるのにロシアなんにも分かってないとか滑稽ですからね。いつかやる時のために自由研究をはじめるぜ❣️ 読書会のおかげで、スペイン戯曲を読むためにスペイン史を調べたり、ノルウェー戯曲を読むためにノルウェー史を調べたりしたので、調べることへのハードルが下がってきたように感じます。 つぎはロシアだな! 最近ムーミンも読んでるので、北欧東欧が身近になってきたなあと感じてます。 てか今回あわててKindleで買っちゃったけど文庫版派なので買うか迷っています🤔 - 2025年10月14日
ムーミンパパの思い出トーベ・ヤンソン,小野寺百合子借りてきた読んでるムーミンシリーズ3冊目。まだ1章途中だけどいままで一番不穏。不穏すぎるよ〜😭自分語りしてるパパちょっと痒いんだけど…心理や風景描写はメチャすごい。すごい分かるから余計にゾワゾワする😂 キャラクター一覧にスナフキンの父親とか出てきてて恐れ慄いている。 あとたのしいムーミン一家と時系列おなじなの?読み取れなかったのかなあ?🥹‼️ - 2025年10月7日
たのしいムーミン一家トーベ・ヤンソン,山室静借りてきた読み終わった7(終)章。衝撃のハピエン😂 スナフキンは静かに旅立って行ったし、それに対して祝福しつつ寂しさを抑えきれないムーミントロオオオオオーールくーーーん……!!! 二人で橋の上に腰掛けて、足をぶらぶらさせながら、暖かくて切なくて優しい時間を過ごしたんだね。 さみしいね。 旅立ちをきめたスナフキンを尊重してほんとに偉い。 そして、ママのハンドバッグ捜索大事件はパーティしたい人たちだらけで笑ってしまった。 人々はいつでもパーティーをする機会を待っているのだな。 トフスランとビフスランが犯人なのに有耶無耶になったうえ発見者として賞賛される展開は苦手なやつだった。子供の頃のわたしだったらキレて続きが読めないので自分も大人になったなと思う笑 しかしラストのパーティは最高だった。 たくさんの美味しそうな飲食物、着飾って最初は緊張している人々、乾杯、スピーチ。人々はだんだん緊張もほぐれ、音楽やダンス。パーティってとってもいい。何はともあれ私がパーティ好きなんだな! ラストのほうにあれだけ引っ張った飛行おにがようやく出てきて、思ったより全然話が通じる人なので大変驚いた。 パンケーキ食べてるのも可愛いし、気前よくみんなの願い事を叶えてくれて、普通にいい人だった。 中でもムーミンママの願いごとがビッグラブすぎたので驚いた。ママが本当によくムーミントロールのママやってるよ!!えらいよ!!スナフキン去った今寂しさでいっぱいのムーミントロールの心を、次会える楽しみで満たすってすごいことだよ!私でさえ寂しさを飼い慣らすのが上手くいかないのに、息子のためにそれを願うだなんて、ほんとにほんとに!感銘をうけた! ムーミンママみたいなママでありたいし、私も寂しい時は飛行おにさんがかけてくれた魔法を思い出してみようと思う! ママーッ!ありがとーッ!!!!! スノーク兄妹については愚かな妹のために頑張ったスノークくんにたくさんの幸せが訪れるよう心から願った笑。妹の尻拭いをして本当に偉かった😂 さいごにトフスランとビフスランがナイスなお願い事をしたため、私の彼らの評価はひっくり返った。 自分のために魔法が使えない飛行おに氏の願いを叶えてあげるの、エモの王道じゃないですか…!! 飛行おにが心の底からから感激している様子は、よく喋る彼が無言で魔法を発動させたことからよく伝わってきた。んも〜〜!一緒にカタルシス味わっちゃったよ!この人ルビー探して300年彷徨ってたんだぜ。 よくやった!飛行おにを失意のどん底から救った英雄!!いいぞ!トフスランビフスラン夫婦!! ムーミン谷の夏がおわる。 作中の描写では、外で過ごすのには少し寒すぎるようになってくる頃らしくて日本の8月とは違うっぽい。ヘルシンキの8月末の気温を調べたら20-17℃くらいだった。 東京で言うと10月下旬くらいだ。 今私のいる場所は22℃くらいみたいなのでさらにもう少し寒いみたいだけど,今日は曇ってて暗くて体感温度は肌寒い。 うーん!なんともピッタリすぎるじゃないですか! お腹にカイロ貼って、暖かいお茶を飲みながら読んだので、贅沢な読書体験であった。 なお推しのスニフは飛行おにの魔法で豪華絢爛なボートを手に入れたようなんだけど後日談とか…次回に続いてるのだろうか?想像して楽しんでます。 次に読む予定の3作目は「ムーミンパパの思い出」。え、これ飛行おにに製本してもらったやつ?! たのしみーー! 飛行おにも、出番待ってます!!パンケーキ食べたくなってきちゃった。 - 2025年10月6日
たのしいムーミン一家トーベ・ヤンソン,山室静借りてきた読んでる5-6章。みんなで釣った巨大魚を持って帰ったら屋敷が植物で大変な有様になってたとき、雨の中外でひとり待たされるヘムレンさんが可哀想で可愛かった。それだけでもウケてたのに、みんなは中で遊びまくって夕方まで彼のことを忘れたので爆笑であった。 「だれかー!ヘムレンさん思い出してえー!」とツッコミいれて読んでたんだけど、結局ヘムレンさんは自分で焼き魚をこさえてたっぷり食べて満たされてたみたい。ハピエンで良かった。 あと、私も男児ママやってるのでムーミンママの感性分かりすぎて面白くて、好きで、応援したくなってきた。 ムーミンパパの内向的な感じもとても可愛い。私のビックラブ夫も創作活動に精を出すタイプなのでこの夫妻に大変なシンパシーを感じた。 新キャラを含んだ裁判のシーンは宮沢賢治のめんどなさいばん思い出した。えっ、タイトルなんだっけ!どんぐりが争うやつ! 子供のときってなんか裁判憧れちゃうよね。 かわいい。 しかし、みんなに恐れられてるモランてやつはなにも悪くなくない?かわいそうなモラン…。モランが心配よ? だからモランのスーツケースを持ってきた小人二人のことが好かない。まだ事情がよくわからないが…。 個人的に驚くべきことに、私の大好きなスニフも彼らを好いていないらしい。 がんばれスニフ。 - 2025年9月27日
たのしいムーミン一家トーベ・ヤンソン,山室静借りてきた読んでる4章までよんだ。 「じゃこうねずみの入れ歯がどうなったかは、お母さんなら知ってる」的な作者注があって、わたしお母さんやってるのにわからん!!て焦った😂ググっても出てこなくてもっと焦った。chatGPTにきいたらしたり顔で「それはジョーク」と言われて釈然としてません。 前作のムーミン谷の彗星とは訳者がちがうからかまたなんとなく雰囲気が違う。ヘムレンさんが「くそ力」をだすとか、笑ってしまった。w どう転んでもスニフが好きだ〜おまえ人気ないのほんと???
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