
DN/HP
@DN_HP
2025年11月24日
晩年
太宰治
かつて読んだ
また読みたい
古本屋で手に取ったとある怪談本のエピグラフにとても印象に残っている『葉』の冒頭の一文をみつけた。その文章をはじめて読んだ街のことや、その時の状況、感情、思索が蘇ってきた。少し狼狽えて、少し悲しくもなる。それでも、また違った状況や心持ちで過ごしている今、またその文章から始まる小説を読んでみたくなった。今度はどんなふうに感情が動き、なにを考えることが出来るだろうか。それに『道化の華』についてもまだ考えたり書いたりしたい、と思っていたのだった。あの時読んだ文庫本は読みかけのままあの街に置いてきてしまったから、改めてもう一冊手に入れたい。今度は手元に置いておければ良いな、と思っている。








