ぽけっとブックス "見えない雲 (タッチブックス..." 2025年11月24日

見えない雲 (タッチブックス)
見えない雲 (タッチブックス)
グードルン・パウゼヴァング
映画の表紙カバーになってる文庫版を読了 というか、何回目か。 映画も見た。 チェルノブイリ後、東日本大震災前の ドイツで書かれた小説 主人公は14歳の中学生 なのでYA小説だけど 大人もぜひ読んでほしい。 リアルにしんどい辛い場面も多い。 でも、それは適当に描かれた物語ではなく 作者がしっかりとどうなるかということを見据えて書いているからだと思う。 ラストの方に描かれた場面は 「人ごと」だったり「理解しきれない悲惨さ」であったり 当事者以外の見方が短いが描かれる それが私には本当に考えさせられた。 自分に突きつけられたみたい あなたは本当はこんなふうに思ってない?って。
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