
つたゐ
@tutai_k
2025年11月24日

真実に捧げる祈り
アンジェライン・ブーリー,
吉田育未
読み始めた
読んでる
文フリ東京→大阪大学でのシンポジウムという長距離移動の二日間だったので、電車移動のあいだずっと『真実に捧げる祈り』アンジェライン・ブーイー(吉田育未訳・早川書房)読んでた。
ハヤカワポケミス570ページ超で、全然読み終わらない!!!!
オブジワ族の父を持つ少女ドナスが、自分のルーツやコミュニティの中で起きている時間を追っていくミステリ小説。少女/少年期の繊細だけど雑な人間関係や、「大人?!そんな気軽にセックスや性病の話とかするんだ?!」とか軽快で面白いコミュニティを書きながら、一方でルーツによる差別や偏見をしっかり書く、そこに物語の主軸が置かれているお話でもある。めちゃめちゃ面白く読んでて、分厚くていつまでもページは進まないが「まだこれだけ読める!!!」って今すごい幸せ。
