

つたゐ
@tutai_k
- 2025年10月7日
- 2025年10月7日クジラの骨と僕らの未来中村玄紙書籍で読んだ。 牡鹿半島の「おしかホエールランド」で購入し、捕鯨船やってる釧路で読了。 めちゃくちゃ近くに港あったのに、完全に失念してて釧路湿原ばっかりいってたの今更後悔〜💦 「捕鯨」「鯨を食べる」というと反射で「よくないこと」とされているけど、本当にそうなのかな。全てのクジラが絶滅しかかっているわけではなく、ザトウクジラとかは数が増えているらしい。 捕鯨や鯨についてもっと知りたいなと思った。
- 2025年10月5日生物学者のための科学哲学トビアス・ウレル,コスタス・カンプラーキス,三中信宏,大久保祐作,森元良太,鈴木大地読みたい
- 2025年9月30日
- 2025年9月30日クライミング・マインドロバート・マクファーレン,東辻賢治郎,東辻󠄀賢治郎
- 2025年9月30日
- 2025年9月29日全部救ってやる(1)常喜寝太郎読みたい
- 2025年9月25日「絶滅の時代」に抗ってミシェル・ナイハウス,的場知之心に残る一節生物多様性はすべての人に恩恵をもたらすと、生物学者はしばしば主張するが、自然保護のコストと利益の分配における不均衡に社会科学者は気づいていた。たいていの場合、世界のどの地域でも、貧しい人々が自然保護の重荷を背負い、裕福な人々が生態系サービスの大部分を享受する。絶滅危惧種法のような法案や、国立公園や保護区の新設や拡大に対して、一般大衆が反感を抱くのはこうした不公平に起因するところが大きい。そして、もっとも著しいギャップが存在し、それが自然保護の歴史とこの上なく密接に絡み合っている場所は、おそらくアフリカ南部をおいてほかにない。 『「絶滅の時代」に抗って 愛しき野獣の守り手たち』ミシェル・ナイハウス 的場知之 みすず書房
- 2025年9月24日足環をつけた鳥が教えてくれること山階鳥類研究所,鈴木まもる山階鳥類研究所の職員さんたちが書いた本で、「足環がついてる鳥」からわかることが2、3ページずつに簡潔にまとめられてて読みやすかった。足環があると、鳥の最高年齢や移動距離がわかるというものから、アマミヤマシギというのんびりした鳥のこととか(飛ぼうとして木の枝にぶつかったり頑張って飛んでるけど向かい風に流されてたり)、ツバメって実は同じ個体が帰ってきてるのは稀だよー、とか。 1番びっくりしたのはバンダー(取りに足環をつける人)がボランティアなのはしってたけど、誰かに頼まれて足環つけるんじゃなくて自分で調査計画を立てて、自分でその鳥を調査しつづけているそう。「市民科学者(研究者じゃない、という意味なのかな)」なんだって。そしてバードウォッチングでの同定力と、実際手に持ったときの鳥の同定力は全然違うらしい。 面白いなーと思った。 印象的だったのは、鳥っていうのは国境を越える(というか国境って人間以外にはどうでもいい括りなので)から、世界が平和でないと調査や研究が進まないこと。だから平和であってほしいということが繰り返しかかれていた。今まで読んだ本でも、古い本だといま戦禍にある国の研究者たちと調査をしていることとかも書かれていて、そういう国の研究者たちや鳥たちがどう過ごしているんだろうとも心配になる。 悲しい話だが地雷原などは人間が踏み込まないので鳥(軽いので作動しない)がたくさん住んでいたり、国境の非武装地帯が貴重な休息地になったり…ということもあったりして(もちろんそんな土地の鳥なんて捕まえたりとか調査したりとかって難しいよね)、「平和」についてほんとうに考えなきゃなあと思う。 つけたのは足環がついているシロチドリ。はじめて見つけた足環つきの個体で、青森からはるばる旅をしてきたみたい。滅多にない出会いだと思うけど、この一体だけは個体識別ができるので、見つけると嬉しくなる。最近浜に行けてないけど、まだいるかな。
- 2025年9月17日
- 2025年9月14日
- 2025年9月12日ゆけ、この広い広い大通りを孤伏澤つたゐ,岩崎美空私が書いた本2025年9月20日までワンコイン頒布キャンペーンしてます。よろしくどうぞ。 https://yominomike.official.ec/items/77535210
- 2025年9月11日虫を描く女(ひと)中野京子読み終わった誕生日だし、仕事とか関係ない「読みたい」だけの本買おう!と思って買った本! いやー!!!!!読めてよかった。 17世紀のドイツに生きた昆虫画家の生涯。大画家の家に生まれた女の子が、自分の興味のままに昆虫と向き合い、昆虫が「変態する」とは考えられていなかった時代に、その「変態」を観察し、画才を発揮して、最高傑作の画集を作るまでを追っている。 17世紀のヨーロッパで、女性が離婚して母娘を連れて生きていくこと、南アメリカへ渡り、現地の生物を観察したこと、旺盛な好奇心と凄まじい行動力が描かれていて、めちゃめちゃ面白かった。 フェミニズムや女性史として読むこともできると思うんだけど、なんというかその好奇心、探究力!の凄まじさに圧倒されて、ただただ読み物としても最高に面白く読める本だと思った。 だけど「昆虫が変態する」と考えられなかった時代に描かれたマリア・メーリアンの絵は、科学の発展とともに否定されるようになってしまう。「その時代」の最先端や、芸術性を科学があっさりと批判/否定していくところとかは読んでいて苦しくなった。でも、マリア・メーリアンの絵というものは、すばらしく、その軌跡もまた否定されるものではない。 こんな夢中になって読める本があるの、本当にいいなあ。
- 2025年9月11日
- 2025年9月8日フィールドワークのちから奥野克巳読み終わった「フィールドワーク」とはなにか。話に聞くマリノフスキの名前が目次にあったので面白そう!と買ってみた。おしゃべりしてるみたいな文体がまずめちゃいいなと思ったし、わたしが「人類学者〜💢」って思ってたこととかは、もうずいぶん遠い昔から言われてたんだ(でもまだやってる人類学者もいるように私には見えるねぇ…)とか。 「フィールドに出かける」、何かを得て、同質化せずにそこから「帰ってくる」。そのことを考えた。 あともうとにかく今めちゃめちゃ原稿行き詰まってて、「いきている山」に引き続き、「がんばろ」と勝手に励まされた。
- 2025年9月8日女性表象ジェンダー短歌アンソロジー『透明な濁流』かおり,孤伏澤つたゐ,朝凪空也私が書いた本登録してもらいました! こちらのアンソロジーに短歌&小説を書いてます! 女性表象で生きる痛みと憤怒について。女三世代の物語や、戦闘美少女と同人女の物語など。 取扱書店さんや、書肆珂夫賀/ヨモツヘグイニナのウェブショップからよろしくどうぞ。
- 2025年9月7日いきている山ナン・シェパード,佐藤泰人,芦部美和子読み終わったいま自分が描こうとしている「自然」、その書き方にめちゃめちゃ悩んでいて、スランプじゃないのかと思うくらい苦しんで、もういっそ諦めるべきでは?とか考えていた時に、逃げるように手に取った。 感じたものを描写すること、そしてその手触りから浮かび上がってくる思考。 「こういうものを私は書きたいし、私が書くのであれば書かなければならない」と思うものを見つけ出す手掛かりになった。 山の描写、生き物の気配、「山」で生き、そしていなくなる人。さまざまな「山」が浮かび上がる。 たしかに「ネイチャーライティングの名作」だと思った。 私も頑張って書く!
- 2025年9月7日シベリアの森のなかでシルヴァン・テッソン,高柳和美読みたい
- 2025年9月7日いきている山ナン・シェパード,佐藤泰人,芦部美和子読んでる心に残る一節「山で眠ったことのない人は、山を完全には知らない。人は眠りに滑り込むと、精神が凪いでいく。肉体は溶け、知覚のみが残る。思考もしなければ欲望もせず、記憶もしない。ただ、触知できる世界との純粋な触れ合いの中にある。」『いきている山』ナン・シェパード 芦部美和子/佐藤泰人訳 みすず書房
- 2025年9月7日
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