
エクリ。
@c__rn0
1900年1月1日
流浪の月
凪良ゆう
読み終わった
“事実と真実は違う”
『何か力になれることがあったら言ってくださいね』
自分自身も何気なく使うこの言葉。
一見優しそうに見える言葉が当事者達を『そうじゃない』と苦しめてしまう。
相手を救うどころか、どん底に陥れてしまう。
なぜ事実と向き合おうとしないのか。誰もが安心するために自分の知っている世界だけで正解を探してしまうのかもしれない。そう考えさせられる作品でした。
表紙に描かれた3つのアイスは更紗、文、梨花の3人を表しているのか…。1つのお皿にこの世界でたった3人だけの言葉にできない関係性を表わしている…。そんな気がしました。