流浪の月

144件の記録
- 茶白@minoringo2025年5月24日読み終わった@ 自宅映像を先に見ていたので読むかどうか迷った本。 職場の子が貸してくれたので 読むことに 読めてよかった〜やはり原作がいいですね 凪良ゆうさんは江國香織さんをリスペクトしているらしく 影響を受けているところがこの作品にも所々感じられ わたしも江國香織さん好きなのでとても嬉しい 作中に出てくるタランティーノの映画を見てみたい そして凪良さんの他の作品も読んでみたい 好きな作家さんがまたひとり♡
- とな@momo12152025年5月21日読み終わった「普通」や真実を知らない人達の悪意のない善意の苦しさ、苦しみながらその「普通」に合わせて生きた更紗と文が感じた孤独、2人が寄り添えた時の心地良さ。 どの描写も言葉の表現力でグッと惹きこまれる。 更紗からは月がこんな風に見えてるんだな、とか言い回しが好きだなって思う部分が色々あって、2人の関係性も文章も凄く好きだったから他の本も読んでみたいなぁ 事実と真実、ひとりと孤独の違いが改めて分かったような気がしました。
- 碧@Hellebore_4962025年5月7日読み終わった没入し一気に読んだ。ぐったり。 「白く味気ない廊下を歩きながら、目に見えなくて、どこにあるかもわからなくて、自分でもどうしようもない場所についた傷の治し方を考えた。まったく痛まない日もあれば、うずくまりたいほど痛い日もある。痛みに振り回されて、うまくいっていたことまで駄目になる。 唯一の救いは、そんな人は結構いるということだ。口にも態度にも出さないだけで、吹きさらしのまま雨も風も日照りも身に受けて、それでもまだしばらくは大丈夫だろうと、確証もなくぼんやりと自分を励まして生きている、そんな人があちこちにひそんでいると思う」
- 碧@Hellebore_4962025年5月5日読んでる「庇護はされたい、でも対等に扱ってほしいなんて都合がいい。わたしの恋人への気持ちには、いつも愛情以外のものが混じっていて、それがわたしを黙らせた」 「わたしの言葉は、誰の耳にも届かなかった。一番の当事者であるわたしは、大人が全力で守るべき『幼い子供』とちう分厚いガラスケースに閉じ込められていたからだ」 「たまに自分が本当にかわいそうな子のように思える。みんなに気遣われ、前の恋人や亮くんが思っているような、つらい過去を持つ傷物にされた子。それを受け入れて、庇護されてしまえば楽なんだろうか。頭を垂れて、感謝と共に哀れみを受け入れてしまえば」
- まこ@makoasai06352025年4月30日『汝、星の如く』の後に読んだから共通点が気になった。 ・一般的な「家族」の形から外れた共同体を描きながら、家族のあり方を問いかけている ・そんな環境で一時的にでも過ごした子どもの軽やかな思考に読者も救われる。彼女たちには作者の願いが投影されている ・炎上被害を受けた人がその後どんな人生を生きるかしっかり書き上げている。現代のSNSを冷静に描いている。 ・何より主人公に降りかかる試練が強烈すぎる
- 葉っ子@leaf_0332025年4月27日読み終わった凪良ゆうさんの世界観がとっても好き☺︎ 定期的にこの消えそうな儚い一時期の世界に浸るのが心地良いと感じる。 この物語の良さを語り倒したいけど語彙力が足りないので良い!とても良い!としか言えないのです。
- macochi@macochi2025年4月26日読み終わった半分近くずっと「なんかこの本読んだことあったっけ…?」と言う思いがあったんだけど、何だったんだろう。結果読んだことはなかったし、とても面白かったし、色々と考えさせられたけれど、何でこんなに既視感があったのかは終始謎だった。
- もるてけ@moruteke2025年4月21日読み終わったこれほどムカつくことがあるのか。 主人公2人のことを全くわからない、理解しようとしない、それを喰い物にする社会。 多分自分自身も、勝手な思い込みで優しさを他人に押し付けてたことあるんだろうなと思いました。 本を読んでいてこんなに感情を揺さぶられたことがなくて、一気にファンになりました。 他の作品も読んでみたいと思います。
- 在処@lostcorner2025年4月12日読み終わったささやかな幸せと深い哀しみの波が交互にやってくる。アイスクリームだけを食べることは許されなくて、読んでいて胸が苦しかった。ふたりの関係性に名前は必要ないし、何が起きても揺るがないはずだから感想を言うのも蛇足に感じるけど、どうかふたりが笑顔でいられますように。
- らこりさ@rakorisa2025年3月22日読み終わった『汝、星の如く』をボロボロ泣きながら一気読みしたのでこの作品もそうなるかなと思っていたが、うーむ、正直あまりピンと来なかった。 でも、映画は観てみたいと思っている。思っていながら、暗い話なのでなかなか観られていない…。最近疲れ気味だから、もう少しコンディションの良いときに観よう。
- I.@spring_3172025年3月13日読み終わった事実と真実は違う 当人たちは置き去りにして作り上げらる事実 優しさとは何なのか 自分自身の常識や優しさを疑いたくなる作品 多様性の根本ってこういうところにあるんじゃないかなって感じる作品 凪良ゆうさんは世の中で上手く呼吸ができてないって感じる書き方がすごく上手いなって思う
- iko@reads_iko2025年3月8日かつて読んだ主観や所謂一般論で他人をカテゴライズすることがいかに無作法で乱暴なことかと怒りすら感じながらも、真実を読んで知らなければこのふたりの報道を自分はどう判断しただろうかと深く考えさせられた一冊
- nenne@nenne_book2025年3月7日借りてきたかつて読んだ読みながらこんなに泣いたのはこの本だけ。 話題の本なので気になって図書館で借りたけど、ちゃんと買って手元に置いておきたい。もう一度読みたい。
- 夏しい子@natusiiko2025年3月7日かつて読んだめっちゃ好き。 普通そうだから、という常識やそれを盾にする思考停止は悪だと改めて感じた。 私は亮くんにも救われてほしいし、幸せになってほしい。 犯罪者に石を投げて良いのは被害者だけ。 正義ぶる他人が投げる石は被害者をも傷つける。
- 藤松@seu_ng162025年3月7日かつて読んだ初めて読んだときなんともいえん気持ちになったのを覚えてる。真実は当人たちしか知らないのである。更紗がいくら文の無実を訴えたところで、傍からみたら文は異常な小児性愛者としてみなされてしまうんよな... 複数回読んで気付いた描写があったし、ぜひ何回も読み直してみてほしい作品
- 猫@mao10122025年3月6日かつて読んだ読んでみて、表紙の意味がようやく理解できた。他人にとっては些細なものや事柄が、その人にとっては大切な思い出だということは珍しいことでは無いと思う。 出口のない思いやり、というものは人を酷く苦しませる。 読み終わってからも、周りと二人の思いの誤差が酷く胸に残り続けている。愛に形なんてないのにね。そうやって苦しみ続けている人達が今もこの世界にたくさんいるのだ。そういう人たちが、今この瞬間も、せめて本人たちの世界の中で、幸せに暮らしていて欲しいと思う。私もこの誤差ばかりの世界の中で、息をすることを辞めないように頑張りたい。 再読。2025.1.25 人々は愛のかたちに名前をつけたがる。その枠組みから外れたら、それだけであっという間に異端者になって、世間から外される。 ふたりの強い結びつきは誰にも理解されずとも、ふたりはもうひとりじゃない。 この作品を読んでいて、朝井リョウの『正欲』をふと思い出した。 もう、夜ご飯にアイスクリームを食べても誰も咎めないね。
- うちゃむ@ucham_2025年1月18日読み終わったまじで感情めちゃくちゃ 文と更沙の関係性を全部知ってる読者だから途中の週刊誌とか報道とかに怒ったり、酷い!ってなったりできるけど、一般的に見たら多分犯罪者だからなんで擁護できるの?犯罪者だよ?になるだろうし の矛盾で感情めちゃくちゃになってた。
- ヨウ@masiro_you2024年11月20日買った読み終わった一人旅の電車の中で読んだ一冊 当時法学の講義をとっていたので、とても強く影響を受けた 過失がある人を過剰に攻撃してしまう現代のSNSや、自分が無意識に人を傷つけていたかもしれない事実に衝撃を受ける どうかもう誰にも傷つけられずに生きることができますように。
- ちゃちゃ@chacha2022年3月1日かつて読んだ心に残る一冊前半の情景描写の綺麗さから一転、物語が進んでいくにつれて、分かって欲しいことを理解されないことのしんどさが頭を占めてきて絞めてくるような作品だった。 恋とも愛とも違う、生きることと幸せと運命の話しだった。 本屋大賞作品の中でも群を抜いて好きな作品。