
結
@yi_books
2025年11月26日
ハルシネーションの庭
村崎なつ生,
紀伊カンナ
読み終わった
心の本棚にずっといてほしい言葉がたくさん詰まったやさしい物語だった……。
血の通った七緒(ナナカマド)は赤で、血の通わない牡丹は白なのだとしたら、あまりにも淡くて切ない。
「言葉に意味があるんじゃなくて、意味を持つから言葉なんだよ」
他にも心にとっておきたい言葉がたくさんあった。
私はかなりSF苦手寄りの人間なのでAIとかアンドロイドとかいわれると身構えてしまうことが多いのですが、SF苦手でも全く問題ないです。SFじゃないです(???)人と言葉と尊厳に纏わる物語だと私は思った。
言葉にすることだけが正義じゃないし言葉にしないことだけが正義でもないし言葉の捉え方も相手次第だし言葉って難しいよね……と改めて言葉について見つめ直したうえで「謝罪の言葉に過去を変える力はない。」というワードにかなりハッとさせられたので心の隅に置いてずっと忘れずに生きていきたい。





