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結
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@yi_books
読むスピード<買うスピード
  • 2025年12月30日
    今日も、ちゃ舞台の上でおどる
    「人間関係とは雨水のようで、川に降る雨なのか、海に降る雨なのか、湖なのか、森なのか、都市の水たまりなのか、どこに降るかによって留まったり、流れたり、染み込んだりしてその時々でそれぞれ滞在する時間も違うけれど、いずれはまた蒸発して、雲になり、またどこか違う場所へ向かい、雨として降ることになる。」 人との出逢いや関係性を、ここまでしっくりくる言葉で読めたことが本当に嬉しかった。 自分と向き合うこと、他人と向き合うこと、「忘れたくないことも、忘れたいことも、全部全部受け入れて、あきらめて、あきらかにして、あなたが心置きなくのびやかに」生きていけるように導いてくれるエッセイ集。 年の瀬に、この言葉たちに出逢えてよかった。
    今日も、ちゃ舞台の上でおどる
  • 2025年12月29日
    正欲 (新潮文庫 あ 78-3)
    世界を多角で見る力、そしてそれを嫌味なく物語に落とし込む力が凄まじい。朝井リョウにはどんなふうに世界が見えているのか?と思う一方で、朝井リョウに限らず他人がどんなふうに世界を見ていて、それにどう感じているのかなんて、一生わかることはできないのだな、とも。
    正欲 (新潮文庫 あ 78-3)
  • 2025年12月23日
    X’mas Stories
    X’mas Stories
    完全に装丁に騙された! 好きな作家さんたちのクリスマス・アンソロジー?!とウキウキで読み始めたのだけど、想像の斜め上のクリスマス。それも全編😂 面白かった〜!伊坂さんの作品が特にお気に入り🎄 リアルと遊び心が混ざり合った濃密な短編たちだった。
    X’mas Stories
  • 2025年12月22日
    白雪姫と五枚の絵 ぎんなみ商店街の事件簿2
    内山三姉妹と木暮四兄弟の謎解きが交わり絡み合ってひとつの大謎を解いていく、シリーズファン胸熱の展開! 童話×謎解きというのも個人的には大好きなテーマでめちゃくちゃ楽しかった!
    白雪姫と五枚の絵 ぎんなみ商店街の事件簿2
  • 2025年12月20日
    BOXBOXBOXBOX
    BOXBOXBOXBOX
    読みやすい文体だからスルスル読めるのに、何も理解できないし何も共感できないまま気付いたら読み終えている不思議な読書体験だった。 "何もわからない"と"スルスル読める"って共存できるんだ……
    BOXBOXBOXBOX
  • 2025年12月19日
    マリエ
    マリエ
    "まわりも、自分も、気づけば傷つかなくなっている。いや、傷ついたと言わなくなった。" できるだけ、傷つかないように生きている。いつからだったか思い出せないけれど、私は中学生とか多分そのくらいの頃からだったと思う。それでも傷つくことはあるけれど、確かに口にすることはない。素直にそういうことを話せる関係性の構築は難しいけれど、口にすることで自分も、相手も、何か変わるものがあるのかも、と思った。
    マリエ
  • 2025年12月18日
    ただ君に幸あらんことを
    表題作が特に刺さった。 私は受験に失敗した経験も、世間的な就活に成功した経験もあるけれど、何があっても変わらずに常に味方でいてくれる母が好きだった。一方で、そういった面ではある種の放任主義のようにも思えて、「あなたの好きにしなさい」と言われるたびに私には興味がないのかなと思った時期もあった。 あれから何年も経って大人になった今、物語としてその真逆を目の当たりにして、当時のことがふつふつと思い出された。 親に目を掛けられることも、干渉されないことも、どちらも幸せであるはずなのに、どちらも度を超えた途端不幸せになる。 親子だからこそ難しいバランスがあって、どんな親子もきっとそれぞれのバランスを保ったり崩れたりしながらなんとか生きているのだと思うとなんとも言えない気持ちになった。
    ただ君に幸あらんことを
  • 2025年12月14日
    ぎんなみ商店街の事件簿 Brother編
    たくみさんオススメの読み方に倣って読みました! あかりんもたくみさんも解説で言及していたけれど、物事も人も自分に見えているのはほんの一面でしかないということを、心に置いて生きていかなきゃいけないな。
    ぎんなみ商店街の事件簿 Brother編
  • 2025年12月14日
    ぎんなみ商店街の事件簿 Sister編
    たくみさんオススメの読み方に倣って読みました! あかりんもたくみさんも解説で言及していたけれど、物事も人も自分に見えているのはほんの一面でしかないということを、心に留めて生きていかなきゃいけないな。
    ぎんなみ商店街の事件簿 Sister編
  • 2025年12月13日
    きょうの日はさようなら 完全版
    最初は自分とはタイプが違うかも〜と呑気に思っていた明日子・日々人・今日子のことを、読み終わる頃には大好きになっていて、切なくて愛しくて3人をギュッと抱きしめたい気持ちになった。どうかこの家族に幸せな未来が待っていてほしい。
    きょうの日はさようなら 完全版
  • 2025年12月8日
    成瀬は都を駆け抜ける
    成瀬は誰ひとりとして嫌な気持ちにならないところが好き。 真っ直ぐな生き方で自然と周りを照らす成瀬が周りの人からとても愛されている様がギュッと凝縮されていて、なんだか嬉しかった。 ラストがめちゃくちゃ良かったなぁ。完結寂しい。
    成瀬は都を駆け抜ける
  • 2025年12月4日
    ワンさぶ子の怠惰な冒険
    『神さまたちの遊ぶ庭』を読み終えた瞬間、文字通り本屋さんに駆け込んで購入した宮下家のその後のおはなし。宮下家の様子が飾らない素直な言葉で生き生きと気ままに描かれているのがとても素敵で、こんな家族像に憧れを抱かずにはいられない。
    ワンさぶ子の怠惰な冒険
  • 2025年12月3日
    イン・ザ・メガチャーチ
    "物語"が好きだ。小説でも、演劇でも。物語に没入している間は誰かの人生を生きられる気がするから。自分の嫌いなところを忘れられるから。いろんな形の幸せが叫ばれる令和の今の現実と、物語との間で、生き方について改めて考えさせられた。 「こういうことを頑張っていて偉い、ではなく、よくわからないけどめちゃくちゃ本気で生きてて眩しい。そういう世界に私たちは生きているんです」
    イン・ザ・メガチャーチ
  • 2025年11月30日
    神さまたちの遊ぶ庭
    自分の暮らす場所は自分で選んでいいんだというある種の当たり前とも思えるようなことが、宮下さん家族の素直な言葉と行動によってやわらかく伝わってきて、胸がギュッとなった。 私は数年前まで転勤の多い仕事をしていて、土地に馴染める馴染めないはどうしてもあって、この先の人生を考えた時にこれからずっと会社に住む場所を好き勝手縛られる生活を続けるのは難しいなと思い転職したのだけど、一方でそんな職場で働き続けている当時の仲間たちへの後ろめたさみたいなのがどこかにずっとあったんだと気付いた。 選択を肯定してもらえたようで嬉しかった。
    神さまたちの遊ぶ庭
  • 2025年11月26日
    ハルシネーションの庭
    ハルシネーションの庭
    心の本棚にずっといてほしい言葉がたくさん詰まったやさしい物語だった……。 血の通った七緒(ナナカマド)は赤で、血の通わない牡丹は白なのだとしたら、あまりにも淡くて切ない。 「言葉に意味があるんじゃなくて、意味を持つから言葉なんだよ」 他にも心にとっておきたい言葉がたくさんあった。 私はかなりSF苦手寄りの人間なのでAIとかアンドロイドとかいわれると身構えてしまうことが多いのですが、SF苦手でも全く問題ないです。SFじゃないです(???)人と言葉と尊厳に纏わる物語だと私は思った。 言葉にすることだけが正義じゃないし言葉にしないことだけが正義でもないし言葉の捉え方も相手次第だし言葉って難しいよね……と改めて言葉について見つめ直したうえで「謝罪の言葉に過去を変える力はない。」というワードにかなりハッとさせられたので心の隅に置いてずっと忘れずに生きていきたい。
    ハルシネーションの庭
  • 2025年11月23日
    桐島、部活やめるってよ
    青くて痛いリアルだ……と思った。私自身はたぶん語り手の中の誰かに特別近いわけではないなと思うけれど、蓋をしていた過去と作中の描写に心当たりがありすぎて目を逸らしたい気分になることも多々……。高校生なんてもう10年も前(こわい)のことなのに今でもこうしてきっかけがあれば、リアルに思い出せるものなのだな。
    桐島、部活やめるってよ
  • 2025年11月17日
    シェイクスピア全集(10)
    シェイクスピア全集(10)
    Casual Meets Shakespeare 『ヴェニスの商人CS』シリアスver.の配信を観ながら読みました。 戯曲での転換や台詞の位置、それを発する人が実際のどう脚色され演出されたのか、今この時代にこの作品を上演する意図が滲むようでグッときてしまった。 舞台を観た時に特別好きだったシーンがほぼオリジナルだったりして、松崎文也さんの、CMSの凄さに慄いてしまった。 語りの存在と、シェイクスピアの堅苦しい言い回しを残したり崩したりの絶妙なバランスが、シェイクスピアでありながらわかりやすい演劇作品になっている両輪の面白さだと感じた。 今回は配信を観ながら読んだので、原典にあまり重心を置いて読むことができなかったけれど、そもそもの作品の面白さやメッセージ性、ときには皮肉のようなものが、松岡さんの豊かで的確な語彙によって現代の日本に生きる私が読んでもしっくり飲み込める翻訳がされていて嬉しかった。改めて再読したい。
    シェイクスピア全集(10)
  • 2025年11月17日
    どうしても生きてる
    どうしようもない現実から目を逸らすこと、逸らさないこと、どちらを選ぶこともできるけど、どちらかを選ばされてしまう現実もあるということ。なんで自分がと思うことが日々にはたくさん落ちている。それでも「大丈夫になるまでどうせまた生きるしかない。」
    どうしても生きてる
  • 2025年11月16日
    クイーンと殺人とアリス
    冒頭から「そうそうこの文体!」となる金子玲介さん特有の文体が大好き。小説というより、戯曲を読んでるような気分になる、この感じ。 想定外の結末にウッっとなったりしたけれど、謎解きやクイズを一緒に楽しみながら読めるのが嬉しかった。 金子さんの作品って読みながら舞台を観ているような気分になることがめちゃくちゃ多いんだけど、金子さん自身が舞台好きを公言されているのでとても納得。 私自身が休みの日は舞台を観に行ったり謎解きに行ったりする人間なうえ、QuizKnockも好きなので、今作は読みながら何度もニッコリした。
    クイーンと殺人とアリス
  • 2025年11月14日
    小麦畑できみが歌えば
    良かった……とても良かったです……。 痛いところにそっと手を添えられているようなじんわりとした温かさと、その手があるからどこが痛いのか自覚せずにはいられない鋭さが共存している、と思った。 麦の穂色の風が読み手の髪をふわっと靡かせるような、子供の頃母親にそっと背中を摩ってもらった時のような、やわらかい手触りの文章なのに、一度読み始めたら物語の中にそっと手を引いて、引き込んで離さない吸引力があった。まさに一気読み、だった。
    小麦畑できみが歌えば
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