
pamo
@pamo
2025年12月3日

商人
ねじめ正一
読み終わった
感想
図書館本
面白すぎ!!大当たり!!
最近、落語を聞くようになったので江戸町人の暮らしに興味が湧いて借りてみた一冊。
・
主人公は、江戸の町で鰹節屋さんのせがれとして生まれた少年。
父親がしんだら途端に、今まで良くしてくれていた取引先が波が引いたようにいなくなり、跡取りの兄とともに粗末に扱われ、仕事人としての辛酸を舐める。
仕事、結婚、出産、子供、親、友情、恋愛、差別、コンプレックス……。
20〜30代に経験することの全てが一冊の本に凝縮されている。
涙が止まらないほどの悲しい展開が続くのに、それでもカラリとした読後感なのはやはり江戸っ子の物語。
今年一番かもしれない一冊。