いいこ "新装版 わたしが・棄てた・女..." 2025年3月16日
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@115_iiko
2025年3月16日
新装版 わたしが・棄てた・女 (講談社文庫)
遠藤周作
読み終わった
吉岡が気に入らないというのは前提として、利己的な彼の生き方にはある種の共感もあり、とても人間的だった。一方、ミツの方はさまざまな苦しみにぶち当たった結果神聖とも言える境地に至っていて、この2人の人間の全く別方向の進み方と、それでもお互いが1度出会ってしまっている以上切り離せないことの運命性が不思議な面白さだった。
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