一年とぼける "増補版 いちご戦争" 2025年12月4日

増補版 いちご戦争
面白いという表現が正しい作品なのかは分からないけど、とにかく、素晴らしい作品である事は確か。ただ、作品の素晴らしさ以上に当時の日本で、戦後という甘受のままに描く事ができた作品を、作者自身が現状を戦前、もしくは(世界規模での)戦中と捉えている現在に増補版として再販しようという志や苦しさに目を向けてしまう。今日マチ子ファンで良かったと思える作品ではあるけど、そこで思考を止めて良いものか…
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