
きらた
@kirata
2025年12月5日
雪旅籠
戸田義長
読み終わった
江戸から明治へと変わる時代の波に翻弄されながらも、数々の事件に立ち向かう親子二代の活躍を描いた連作短編集
『恋牡丹』の姉妹編
収録されている8篇は、前作『恋牡丹』の続きではなく、『恋牡丹』の合間を埋める作品となっている
前作と合わせて読むと、終わり行く時代の切なさをより深く感じられます
武士というもの、家を守ると言うこと、滅私というのは武家にもあったのだなぁ(人によりけりだろうが)などと考えながら読めた作品でした
続きはないだろうな、との終わり方ではあるけど、可能であれば見てみたい気もした
ミステリ好きだけでなく、時代小説好きにもおすすめしたいけど‥華やかさとは無縁なので、活劇系が好きな方にはおすすめ出来ないかな?(´ー`A;)


