
なこ
@nonbibiri75
2025年12月4日

北海タイムス物語
増田俊也
読み終わった
借りてきた
感想
すんげーマニアックなお仕事小説。
私は割と嫌いじゃないけど笑。
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北海タイムスという地方新聞社に入社した野々村は、念願の取材記者になるはずが新聞制作部門の整理に回されてしまいます。個性的すぎる面々、厳しい指導係、どうしても馴染めない北海道・社風・整理の仕事。さて野々村は。
…というお仕事小説、成長物語ですね。
この野々村くん、大手新聞社に落ちて、腰掛けのつもりで北海タイムスに入社し、社会人1年目で他の新聞社受けて転職するつもり満々なんです。だから何事にも反発してるし、同僚同期とも頑なに馴染もうともしないし、仕事も覚える気なくて指示待ちだし、その拗ねっぷりがまぁ感じ悪い!笑
しかも、割と長期にわたって拗ねっぱなしなので、読むのに根気が必要な部分が長い長い!
で、いよいよ面白くなったという部分は専門用語満載です。人によっては置いてけぼりを喰らうかも…🤔 私はラストの部分はめっちゃ面白くてノンストップで読みました。お仕事小説好きですし、編集現場の話は特に興味津々なので🤩
ポッドキャストで編集マニアという番組があります( https://www.asahi.com/special/podcasts/?pgid=henshu_mania )。欠かさず聴いていて、今回はこちらの番組で取り上げると知って、予習のつもりで読みました。この北海タイムス物語は、舞台が平成初期なのですが作者さんが本当に体験した頃のエピソードを基に書かれた小説なんだそうです。編集のリアルさは現役新聞社員の皆さんのお墨付きでした。小説でもあり、当時の記録でもあるんだと。なるほど。
だいぶ「人を選びそうな本」でしたが、編集部門を覗いてみたい方はぜひ。
家族への推薦度★★☆☆☆



