
五月晴
@satsukibare
2025年12月6日
熱帯安楽椅子
山田詠美
読み終わった
わたしが普段手に取らない本を読んでみよう、ということで選んだ一冊。
身も蓋もない言い方をすると、ひとりの女性が、「自分」を取り戻すために、バリ島でめっちゃ男の人と肌を重ねるお話。
最初は、この女性を外側から見ていたのに、次第に自分ごととして、この女性の気持ちや感覚を得ているのがとても不思議でした。
情事の描写が生々しいほどわたしは苦手度が増すのですが、こちらの小説はとても自然で官能的で、あまり嫌な感じがしませんでした。
巻末の森瑤子さんの解説、綿矢りささんと村田沙耶香さんの対談も含めて、とても良い読書体験でした。
