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五月晴
五月晴
五月晴
@satsukibare
ミステリー/ファンタジー/SFが好きな積読家。 全てを放棄して本を読み耽りたい。 短歌や詩も読めるようになりたい。 漢詩は好き。
  • 2025年12月29日
    Tugumi
    Tugumi
    めちゃくちゃ良い小説だった〜! 吉本ばななさんはどうしてこんなにもキラキラして美しい物語が書けるのですか…? 口も態度も悪いつぐみが魅力にあふれていて、大好きになってしまいました。 しかし実際に相対したら一筋縄ではいかないのでしょうね。 「ひとりの人間はあらゆる段階の心を、あらゆる良きものや汚いものの混沌を抱えて、自分ひとりでその重みを支えて生きてゆくのだ。まわりにいる好きな人達になるべく親切にしたいと願いながら、ひとりで。」 という箇所にとても惹かれました。
  • 2025年12月29日
    一次元の挿し木
    一次元の挿し木
    あらすじからは予想外のところに着地する、SFが混じった勢いを感じるミステリーでしたね。 視点と時代が頻繁に変わる前半は少し読みにくさがあったものの、終盤は怒涛の展開で息する暇もなく読み切りました。
  • 2025年12月28日
    Lilith
    Lilith
    肌を刺すように冷たく、研がれたナイフの切っ先みたいな短歌集でした。 文語体なのもあいまって言葉の美しさが際立っていました。 いちばん好きだった歌は、 「炭酸水うつくし 魚やわたくしが棲むまでもなく泡を吐きゐる」 でした。 わたしの勉強不足で、モチーフや比喩を拾いきれない歌が多かった…勉強し直してもう一度読みたい…!
  • 2025年12月27日
    神に愛されていた
    胸が苦しい…。 物語のしかけにはかなり早い段階で気づいていたので、2人のボタンのかけ違い(にしては大きすぎるけれど)にただただ胸を痛めながら、物語を辿りました。 そして終盤、「神に愛されたかった」という章タイトルで、息が詰まりました。 しんどくて、痛い思いをする小説でした。 でも読めてとても良かったです。 作家さんが読むと、また違う見え方になる物語なのかなあ…。
  • 2025年12月26日
    ある愛の寓話
    ある愛の寓話
    「晴れた空の下」が好きでした。 とても切なかったけど、あたたかいお話。 どのお話もいろいろな愛がぎゅっと詰まっていて、良かった〜なんかじんわりする短編集でした。 村山由佳さんはこれが初読み!
  • 2025年12月23日
    好日日記
    好日日記
    『日日是好日』を読んでとても良かったので続編を。 読んでいる間に1年をまるっと体感した気分です。 ずっと二十四節気には興味を持っていて、生活にとり入れたいと思っていました。 家仕事は難しくても、二十四節気にあたる日に、季節を感じるために自然に目を向けることはすぐにできそう。 せっかくなら冬至の日に読みたかった!!
  • 2025年12月22日
    回樹
    回樹
    表題作の「回樹」と、地続きになっている「回祭」がとても好きでした! 亡くしてしまった人に対して、それぞれの主人公が抱いた感情が、対になっているよう。 まだ愛していたのか、愛はなくなっていたのか。 憎んでいたのか、愛していたのか。 その答えを「回樹」によって確かめることになる彼女たちを見て、胸が苦しくなりました。 そして百合というところかまた良いです。
  • 2025年12月21日
    僕には鳥の言葉がわかる
    すごい、すごかったです。 胸を打たれて涙が溢れてきました。 とてつもない、途方もないことをしているのに、それを難しく感じさせない書き方。 わかりやすい説明とテンポの良さで一気読みでした。 とても面白かったです。 話題になっていた研究が気になって興味本位で読んでみたら、まさか自分の視野の狭さを痛感することになるとは…。 鈴木さんとその研究、「動物言語学」の提唱までの過程を一部分でも知ることができてよかったです。
  • 2025年12月20日
    めんどくさがりなきみのための文章教室
    はやみねかおるさんの文章教室だなんて、読むしかないです。 あったかい世界観のストーリーと一緒に、文章の書き方をやさしく教えてくれて、読んでいて楽しかったです。 おそらく子供向けに書かれた本だけれど、物足りなさはありませんでした。 やっぱり基礎って大事ですね。 わたしも200字の日記、始めてみようかな。
  • 2025年12月20日
    言語化するための小説思考
    とっても面白かったです!! たくさん「なるほど」「そういうことか」となるところがありましたが、特に、 「世評が高いけれど、自分には合わない小説があるときは、自分の小説法と著者の小説法が違っている」 「文学とは、ある人間の認知を言語に圧縮したものである」 に得心しました。 小川哲さんの小説は、何から読もうか迷い続けてまだ未読でして…まさかはじめましてが新書になるとは…。 YouTubeチャンネル「出版区」の企画「本ツイ」で小川哲さん回を観て、話し方がとても分かりやすく面白かったので、頭の中を覗いてみたくて手に取りました。 また、帯コメントのそうそうたるメンバーにも惹かれました。
  • 2025年12月19日
    爆発物処理班の遭遇したスピン
    表題作「爆発物処理班の遭遇したスピン」は、サスペンスだったのが突然SFのような展開になって驚きました。 個人的には、SF要素たっぷりの「ジェリー・ウォーカー」、シリアルキラーが題材になっている「スマイルヘッズ」、「ボイルドオクトパス」が面白かったです。 佐藤究さんは暴力描写がお上手なので、そういう場面はやっぱり恐いですね。 『テスカトリポカ』で分かってはいましたが…。 暴力描写はかなり苦手なのですが、お話の展開が面白いから読んでしまう…。
  • 2025年12月18日
    ファラオの密室
    古代エジプトは興味があり好きな分野なので、その世界観で展開される物語として楽しく読めました。 めちゃくちゃファンタジー設定がありつつも、トリックはしっかり論理的かつ物理的で好印象でした。 しかし、ミステリー要素でいうと結構推理できてしまう部分が多く、若干物足りなかったかも…。
  • 2025年12月16日
    夜空に泳ぐチョコレートグラミー
    こんなに胸がきしんで、えぐられるような思いをしながら読んだ小説は久しぶりでした。 とても息苦しくて、実際に呼吸が浅くなっていたのではないかと思うくらい、読後に深呼吸が必要でした。 めちゃくちゃ消耗した……。 町田そのこさんの小説は初めてだったのですが、圧倒されました。 文章の力がすごいですね。
  • 2025年12月15日
    時をかける少女 〈新装版〉
    時をかける少女 〈新装版〉
    『時をかける少女』は映像も原作も触れたことがなかったので、今回が初。 予想していたよりもこじんまりしたSFで、正直大きな驚きはありませんでした。 しかし、シンプルだからこそ読みやすく、かつ、真っ直ぐな愛情を感じられる終わり方がロマンチックでとても素敵でした。
  • 2025年12月15日
    西洋菓子店プティ・フール
    お菓子ときいて、甘くて明るいお話を想像していたけれど、実際は、苦くて酸っぱくて、胸が苦しくなるようなお話でした。 その中で甘いお菓子の描写が光っていて、とても美味しそうであると同時に、登場人物たちが抱える苦しさをより際立たせているように感じました。 意地や虚勢を張らずに素直でいることは難しい。 それでもやはり大事なことだと、あらためて考えさせてもらえた小説でした。
  • 2025年12月14日
    注文の多い注文書
    注文の多い注文書
    面白かった! 現実には「ない」ものをどう物語として実在させるのか、ワクワクして読むのが楽しかったです。 「人体欠視症治療薬」と「肺に咲く睡蓮」にはときめきました…素敵すぎる…。 物語としては、「貧乏な叔母さん」が心温まるお話でとても好きでした。
  • 2025年12月12日
    強運の持ち主
    強運の持ち主
    おだやかでやさしい世界観のお話でした。 わたしはホロスコープをほんの少しかじっているので、占い師をしている主人公を見るのが楽しかったです。 大きな事件が起きるわけではないけれど、日々何かが変わりながら進んでいく様が良いなあと思いました。
  • 2025年12月12日
    青年のための読書クラブ(新潮文庫nex)
    高校生ぶりの再読。 女学園の辺境にある「読書クラブ」が編纂した学園の稗史、という連作短編集。 各時代、学園を騒がせた珍事件に「読書クラブ」の面々がどのように関わっていたのかが語られます。 第二章、女学園の創立者の物語と、連作短編集ならではのエンディングが好みでした。
  • 2025年12月8日
    あつあつを召し上がれ
    久しぶりに本を読んでぽろぽろ泣きました。 わたしは、家族の死にまつわるお話、しかも日常に近ければ近いほどダメだ…。 多分どちらかというと苦手にあたる、ということが分かりました…。 唯一楽しめたのが「親父のぶたばら飯」。 とっても幸せな気持ちになりました。 「美味しい物を食べている時が、一番幸せなのだ。嫌なこととか、苦しいこととか、その時だけは全部忘れることができる。」(p.37) がその通りだなあと。 つらい時は食欲なくしがちだけど、おいしいもの食べよう。
  • 2025年12月7日
    短歌ください 明日でイエスは2010才篇(2)
    短歌に埋もれたくて読んだら、たくさん素敵な短歌に出会えてとてもホクホクです。 タイトルにも使われている、「午前2時裸で便座を感じてる 明日でイエスは2010才」はやっぱり秀逸ですね。 今回色々な短歌に触れて分かったのは、わたしはSF感のあるもの、少し幻想的なものを好む傾向があること。 特に好きだった3首は、 「誰の見方でもない冬の満月のひとりひとりに等しい無慈悲」 「君よりも少しだけ長いお祈りで、君はわたしよりしあわせになる」 「永遠にねむるあなたはまぶたまで日焼けをしてしまうのね、おやすみ。」
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