玄米
@genmai
2025年12月7日

鬼の橋
伊藤遊
読み終わった
子どもの頃から表紙は知っていたんだけど、手に取ったことはなかった本。
どこかで小野篁が主人公だし、面白いから読むべしと見た覚えがあり読んでみた。
少年時代の小野篁が主人公で、坂上田村麻呂なんかも出てくる。まだ夜の闇に物の怪が跋扈し、京の都にさえ、死体が転がり腐臭がただよっていた時代を舞台にした血生臭くおどろおどろしい青春小説!
小野篁の伝説を元ネタに創作した部分もあるらしいので、そこらへんの古典も読んでみたいなと思った。
話の中でチラッと触れられたけど、蝦夷側から見た日本の歴史にも興味が出たのでその辺もそのうち調べたい。(良い児童文学やで…)
伊藤先生の他の作品も気になるし、絵の太田先生はおそらくこの作品を手がけたのは80歳くらいになるはず。すごすぎぃ…!
おもしろかった。
