
1129_ymoi
@1129_ymoi
2025年12月8日

フニェルリリンカ宣言
百頭花
読み終わった
ここに一杯のスープがある。中身はよくわからないまま話の中に溶け込んでいる。カップの底からはネズミが顔を出し、天空を駆ける一羽のにんじんを見つめている。月の裏では、定年を控えた確定申告の神が髷を結っている。都会の雨はただ冷たく、歩き去る人間たちに仮の形を与える。大相撲は世界の終末を予言する。しかし、誰もそれに気が付かず、鶏たちだけはコロッセオの中で離陸の時を待つ。真っ白なチューリップが咲いているのは独りの男児の頭の中だけであり、私は薔薇にくるまって歯を磨くことを想像する。屠殺とは資本主義の一形態である。
(引用ではなく私なりの作品への返信です。)


