W7Ed "カレワラ物語" 2025年12月13日

W7Ed
@4nTeG00N
2025年12月13日
カレワラ物語
フィンランドの民間叙事詩。成立は170年ほど前というから新しい。というのも、周辺国に翻弄されながらも、独立した言語をもつフィンランド。その歴史の色々も知らなかったことばかり。なにより民族としてのアイデンティティと神話の結びつきがよくわかった。  他の神話とは雰囲気が違う。特にお隣北欧神話とはなんと雰囲気の違うことか。過酷な自然環境を思わせる父性、男性性に満ちたワイルドな北欧神話に対して、母、女性性に満ちていて世界観もマイルド。リフレインや枕詞などが豊かで儀式とか祈りとしての性格が近いのかなぁ。日本の神話との共通点もそこかしこにあってとても面白かった。 絵本から思い出して再読。北欧神話を色々読んでいたときに、読みかけたままだったものを読了。その時は時間的な縛りもあり、北欧神話とはかけ離れた物語だなぁと思ってやめたんだった。最後まで読めてよかった。岩波の文庫版も併読すると面白い。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved