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YA、児童書、絵本、ジュニア新書を読みます。大人になってもファンタジーが好物。岩波少年文庫、岩波STAMPBOOKSもすき。全巻制覇目指して読んでいます。古本を探すのも好き。子どもの読書を応援しています。乱読期に入っている模様。
  • 2026年4月9日
    近代日本文学案内
    いいなぁー、この本。久しぶりに序章で心掴まれ、線引きまくり。  題名と目次が一見ちぐはぐ。目次には「立身出世」「文学の中の別世界」「移動の時代」とか。作家名も作品名も少ないなぁ。これが読書案内?けども予想のつかない目次も興味が惹かれる。  「はじめに」でいい意味で期待を裏切られる。早速太宰治の作品から二項対立のゆらぎへ、近代という時代、作家たちは何をどう描いたのか。文学史的でも、教科書的でもなく、身近な題材で近代文学を読んでみる、というなんとも思考の旅的な本らしい。  教科書的になりたくない著者の意向に反するかもしれないけど、「よい文章」のお手本のよう。なになに?なんの話?と思わず先を読みたくなるリズムがある。すっきり端正だけど、そう来るのか!という意外性もある構成。専門的すぎず、入門すぎず、くだけすぎない知的な文章。読者に擦り寄らない距離感。  読者を信頼して書かれている、というのはこういう本なのかもしれないなぁ。序章が面白い本は、たいてい間違いなく面白い。その本の魅力や書いた人の人柄や姿勢が感じられるし、否応なしに期待させられる。  これぞ岩波ーー!!な気持ち。こういう文章に出会うと、気持ちがすーっと晴れて、きりっとするなぁ。 さて、よみますか。
  • 2026年3月25日
    カフカ短編集
    カフカ短編集
    敷居が高かったけど(岩波文庫なら尚更な感じがしてて、でも読むなら岩波で読んでみたいなって漠然と思ってて)で、勇気を出して手に取ってみたら、表紙に〝短編だし、寓話として楽しんだらいいから!“(誤読かも)みたいに書いてあって思わず買い。  はい、意味不明〜。だからこそのカフカだな、と。意味不明に出くわさない人生って、なんてつまらないんだろうと思わされるほど、自分の中の何かがぐらぐらとする。目眩にも似た感覚。分からないから自分のことも考える。会社の意味不明な上司のこととか、分からないけど考え続ける。理解不能に出会うことの価値について考えてしまう。なんて自分は了見の狭い、世間の狭い、想像力の乏しい人間だろうと、思い知らされる。    高校生のわが子にもすすめてみた。読解力をつけましょう的な、メタファーを探る的な、教科書的な価値観を、とりあえずがたがたと崩れて、谷に落ちてこっぱ微塵になって、疑問しか残らないとかなんとかなんとか、正道を歩くのと同時に、不条理に是非出会ってして欲しくて。いつか、何か共有できたらいいなぁ。
  • 2026年3月7日
    アーサー王最後の戦い
    アーサー王最後の戦い
    やっと最終巻にたどり着いた。  「そして炎の中に、洞窟や、船や、剣や、ドラゴンや、奇妙な顔が見えてくるようになると、さぁ、今からは物語の時間だ。もっと近くにおいで。ようく聞くのだよ。」 最高の終わりの始まり。
  • 2026年3月4日
    曾根崎心中・冥途の飛脚 他五篇
    曾根崎心中・冥途の飛脚 他五篇
  • 2026年3月2日
    アーサー王と聖杯の物語
    アーサー王と聖杯の物語
    まとめて読む時間が最近なかったので、ゆっくり読んだ。 ランスロットの喪失と焦燥、流浪の日々。憧れを追い求めながら失望と現実を生きる姿に最後は涙が出た。ランスロットの得られなかった人生は、鴨長明にも通じるものがある気がした。
  • 2026年2月28日
    ムーミン谷の彗星 [新版]
    ムーミン谷の彗星 [新版]
    ムーミンアニメ世代なので、キャラが走りすぎてて。とはいえムーミンはやっぱり大好き。 小説を開くタイミングが、やっとやって来た。荒涼とした自然描写、彗星の轟々とした緊迫感、日常の妙味、キャラの独特の寂寥感は魅力的。キャラクターのそもそもも新鮮。これからミィとか出てくるんだよね。楽しみ!
  • 2026年2月25日
    世界でくらすクルドの人たち 春をよろこぶ みんなで踊る
    日本からは遠い存在のクルド人とその文化。    ネットをひらけば社会問題についてばかりが出てくるが、この本のクルド人たちは、よく笑い、 歌って踊ることが大好きで、クルド文化に誇りを持っていて、家族や友人を大切にしている。私たちとなにも変わらない、同じ心を持った人間だとよくわかる。
  • 2026年2月18日
    盗む鳥、死の犬
    岩波ジュニア新書にも著作がある沖田先生の著作なので、早速かった。まずタイトルと表紙でぐっと心を掴まれている。
  • 2026年2月18日
    いかにしてアーサー王は日本で受容されサブカルチャー界に君臨したか〈アーサー版〉
    コミックの表紙のような見た目からは意外なほどほど字が小さい!!安室奈美恵とマーリンとセンター試験とゲームの絡みで始まる読み出しも面白い。 わたしはつい最近アーサー王にめざめたので(サトクリフ編に出会って)、みっちり読みたい。
  • 2026年2月8日
    自己決定の落とし穴
    この本も「孤独・孤立」が大きなキーワードになっている。谷川嘉宏『スマホ時代の哲学』とセットで読むと相互に理解が深まるなぁと思った。  谷川氏が個人の内面的な「孤独・孤立」の必要性を語るのに対して、この本の著者、石田氏は社会的な「孤独・孤立」の問題点を指摘している。  一見反するようにもみえるけれど、両者とも「もやもやしたまま事が進むのはけして悪くない」と言っている。谷川氏は趣味を通じて自分の中に他人をつくろう、も言っているし、石田氏は社会の人とゆるくつながって、多面的な視点でゆるく自己決定していこう、と訴えている。  両者には共通点がたくさんあって、両方とも読めば、いわば中からも外からも自分を問い直すきっかけになるんじゃないかなぁ、と思った。
  • 2026年2月7日
    ちらかしさんとおかたしさん
    ちらかしさんとおかたしさん
    タイトルにあらわされているまんまの2人のゆかいであたたかな日々の暮らしを描いた絵本。 よーくみると、2人は男性だとわかる。そこが主題になっていないところがいい。それが当たり前が前提の世界なのがいい。  作者紹介蘭より。作者は日本人で、絵本の翻訳を多く手がけてきた方。これが初のオリジナル絵本作品だそう。絵はフランス人の方。どことなく日本的なポップさや色合いを感じるかわいい絵だ。と思ったら、日本神話の本を作っているらしい。性格もきっちりしたタイプだそうだ。  現実社会ではまだまだ差別される男性2人の暮らしを絵本で自然に描く作家さんが日本にもとうとう出てきたのかぁ。こういう絵本があたりまえになるといいな。ジェンダーやLGBTQについて「考える」ではなくて(それも今はまだまだ必要だけど)語る必要がなくて、意識して読まなくてよくて、子どもが自分の暮らしと重ね合わせて楽しいお話として読める絵本。  うーん、うまく書けない!!
  • 2026年2月6日
    つくしが いっぱい!
    春だねぇ。(週末は大雪予想だけど) 広野さんの穏やかな色遣いは定番の安心感だし、自然描写は細やかで活き活きとしている。 読めばさんぽしたくなるような素敵な科学絵本。  巻末に、つくし採りのマナー、食べる際の注意喚起。黄緑色のページに白抜きの文字で、でもきちんと認識できるようにはっきりとかいてある。自然体験をできるだけたくさんしてほしい、という願いと、子どもたちとさんぽをする大人が苦しくならないめの、この本を作った方達の精一杯の配慮だと思った。  なんか、今日は妙にそれが少し悲しかった。あの田んぼは入って採っていい場所、この川の土手はあぶない、茹でないとにがい、食べすぎるとお腹こわす…野草の採り方、食べ方は、生活の中で子どもの体験とともにゆっくりと伝承されるものだ。その喜びとその中の科学を描き出すのが本来の科学絵本。それすらも、いまは、絵本で学ぶ時代なのだと、改めて思った。  子どもが自由にのびやがに過ごせる社会がもう一度きますように。選挙前にそんなことを思う。
  • 2026年2月6日
  • 2026年2月6日
    神の蝶、舞う果て
    神の蝶、舞う果て
  • 2026年2月1日
    まぶしい便り
    まぶしい便り
  • 2026年2月1日
    民俗学で考える 角川選書ビギナーズ
    最後のコラム「言語の翻訳と意味の翻訳」がとてもよかった。  明治以来、西洋からたくさんの概念と言葉がもたらされた。それらの言語の翻訳と意味の翻訳は必ずしも一致していないという。  その最たるものが、「私」や「公」、「社会」や「世間」。そして大事な「人権」や「主権」や「権利」。日本語に未だそれに当てはまる概念が実はない、いや、国がそうさせようとしていない、という指摘を民俗学の本から知るとは思わなかった。  目の醒める思いがした。民俗学の視点の鋭さにとても驚いた。学びたい人向けの入門書なので、私には少し早かったけど、このコラムに出会えてそれだけで価値があった。
  • 2026年2月1日
    しごとをみつけたサンタさん
    しごとをみつけたサンタさん
    今までにない新鮮な視点の絵本だった。サンタさんの話といえば、子どもたちが寝てる間のサンタさんの活動とか、サンタさんの家の秘密とか、起源とかだろう。  ところが、ここで語られるのはサンタさんの知られざる過去、つまり「サンタクロースZERO」。小学校高学年や、中学生にぜひぜひ読んで笑ってほしい。  1人の若者だったサンタ氏、まさかの失業者でスタート。ここから様々な職業を経てサンタクロースになってゆくのだけど、とってもユニークな展開でなるほど〜!とうならされる。こども達のサンタさんへの疑問はほぼカバー。  面白いのが、こどもたちのためにサンタさんがいたのではないところ。ある不器用な男が失敗しながら仕事を転々とするうちにアイディアと役割が生まれ、こどもたちへの幸福に繋がる。  自分の幸福から利他に繋がる。人生遠回りや無駄は無価値ではない。普遍的なテーマを含んだ楽しくも味わい深い物語だった。  徹底して楽しく読めて、教育的、啓発的でない物語を見つけるのは案外難しい。そこに含蓄のある物語を見つけるのはさらに難しい。  全く季節外れだけど、大当たり絵本だった。
  • 2026年1月26日
    人生が変わるゲームのつくりかた
    「ゲームとは、ルールにもとづいて遊び、楽しい場を生み出そうとすることである。」  「ゲームづくりをりかいするためには、楽しさを生み出すルールのつくりかたを習得する必要があります。」  「ルールは、あなたの人生のどこにでも存在する」  「参加する人みんなが楽しくなるルールを作り上げることが大切」  ゲームを単なる娯楽と捉えるのはそん!そん!  場に参加する、ルールをつくる、守る、変える、やってみてみんなで考える。みんなが楽しくなる方法を考える。よく考えたら社会で大切な事がたくさん。  「楽しく」を追求してきた仕事人ならではの明るさ。あたまの固くなった時にちょっと開く。本からも切り替えスイッチがもらえるけど、何よりゲームでもして気楽になろうと思える。
  • 2026年1月26日
    日曜俳句入門
    わたし的、作れたらかっこいいけどできる気がしない、遠くの世界ランキング上位。俳句。  知らない世界を知るだけでも憧れに近づけそうな気がして買ってみた。
  • 2026年1月24日
    ふゆめがっしょうだん
    ふゆめがっしょうだん
    1986年刊行のロングセラー。 ナンセンス絵本の巨匠は、実はこんなに素敵な詩をかく。
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