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YA、児童書、絵本、ジュニア新書を読みます。大人になってもファンタジーが好物。岩波少年文庫、岩波STAMPBOOKSもすき。全巻制覇目指して読んでいます。古本を探すのも好き。子どもの読書を応援しています。乱読期に入っている模様。
- 2026年5月24日
読書思考トレーニング中崎倫子この本で紹介されていたnotebookLMなるものをやってみた。結果。す…すごい…。アナログ人間、ついに文明開花。 シゴデキの人はこんな世界を生きているのね。照れくさいわ気持ちいいわやる気が出るわ、AIに見事に転がされてしまった。 わたしが気持ちよくなったことはさておき、読書の感想メモを活用できる方法を学べた。 - 2026年5月23日
読書思考トレーニング中崎倫子読み終わった買った何気なく買った本だけど、いい本だった。 この本で好感が持てたのは ・きっちり体系化された章立てで、図も矛盾がなく、読みやすい ・娯楽的読書(文学やエンタメ)を軽く扱っていない ・図書館の利用に言及してある(本当に珍しいと思った) ・AIの活用を推してるのに、付箋やメモなどの一歩目も疎かにしてない。 ・引用に古典がある ほかにもあるけど、なんか丁寧。文章の中の太字以外のところにもいいことがサラッと書いてあるので、太字のせいで流し読みされたらもったいない本だなぁ、と思った。 - 2026年5月23日
命をつないだ路面電車テア・ランノ借りてきた読み終わったナチスの強制連行から逃れ、戦火を生き抜いた少年の実話に基づく物語。母の決死の愛は、路面電車の中の、人を思う小さな親切のリレーと繋がって、彼を守った。 『わたしには「子ども」時代はありません。「おじいちゃん」になることもないでしょう。わたしの心の中では、あのころのまま時間が止まっているようなのです。』 子どもらしく過ごせないままおじいちゃんになった彼の言葉が、切なく胸に響く。 彼を守った路面電車の車掌さんはこう言う。 『小さなことでもいい、ひとりひとりがなにか行動すれば…』 戦火のない現代日本に住むわたしたちができることは、彼らの言葉に、記憶に、事実に、耳を傾けること。真実を恐れず学ぶこと。そして、政治家たちに戦争は反対だと声を上げ続けることだろう。 - 2026年5月22日
世にも美しい数学入門小川洋子,小川洋子(1962-),藤原正彦読み終わった買った文学と数学、こんなにも共通点があるなんて。わたしが勉強(いや、放棄)してきた数学と違うじゃないか。こんなの役に立たない、は、半分合ってた。でも、わたしの思う役立たずとは大きく違ってた。 藤原先生の魅力的な話しと、キャラクターが楽しい。数学は難しいけど、世にいう「数学の美しさ」というのも感じられたし、世界中の数学者の人生やキャラクターとか、そういうものの本も読んでみたいなぁ、と思った。 メモも付箋もたくさんした。これから数ヶ月かけて読書会で読んでいく予定なので、楽しみ。 - 2026年5月19日
カトーレンの王にしざかひろみ,ヤン・テルラウ,西村由美借りてきた読み終わった1971年にオランダで出版されたおはなしの初邦訳。恐れ知らずで明るく飄々とした主人公スタッハが気持ちいい。作品に出てくる事件や名前にはさまざまなモチーフが潜ませてあるので、何度読んでも楽しいと思う。ドラゴンや魔法使いなど、動く教会などファンタジー要素満載なのに、写真や電話やマイクロバスが違和感なく登場して、とても面白い世界観。世界にはまだこんなに面白くて素敵な物語があったのか!!と感動した! - 2026年5月15日
透明人間の納屋島田荘司読み終わった買った講談社ミステリーランド2冊目。ケースの円窓からのぞくのは、血のような赤と黒の人の手。ある孤独な少年のひと夏に起きたホラーミステリー。 これはある重厚な社会テーマが裏に潜ませてあり、大人が読んでも深く考えさせられる物語だった。時代は主に昭和50年代。出てくる小道具はふるいけど、子どもが感じる大人の世界や社会への違和感や矛盾は今の子どもにも共通する。挿絵も怖いよー😱 いやー、このシリーズすごい。子ども向けなのに、綺麗におりこうにまとめていないこのバランス感覚に唸らされる。シリーズ30冊あるみたいなので、また古本屋でであいたい。 - 2026年5月12日
スマホを捨てたい子どもたち山極寿一気になる - 2026年5月11日
くらのかみ小野不由美読み終わった買った古本屋で購入。講談社のミステリーランドというシリーズ。背は布ばりのハートガバー、中のページは角丸仕上げ、丸穴の開いたケース、というなんともレトロで手の込んだ本。ケースから覗く村上勉の挿絵もまたぐっとくる。コレクター心をくすぐられ、買わずにはいられなかった…! ティーン向けと侮るなかれ、小野不由美のぞくぞくミステリーー!もう最高です。 - 2026年5月8日
こわいい動物ロアルド・ダール,クエンティン・ブレーク読み終わったもらった古書店で、偶然出会ったある人から、偶然出会った記念に、と頂いた本。 それがなんと、ロアールド・ダールのブラックユーモア短編集。かわいい挿絵とのギャップが最高。 そして、これ、原文はどうなってるの??と、思わず興味を掻き立てられる訳がまた面白い!あとがきにその秘密も書いてあって、大人が読んでも超楽しかったー! こんな素敵な本を頂いちゃって、良かったのかな〜 - 2026年5月7日
BUTTER柚木麻子読み終わったバター、という題名通り、いたるところバター。 読み応えのある小説だった。 冷たく、硬く、熱が伝われば呆気なく溶けてしまうバター。乳は元は血で、生臭いものから甘く、味わい濃く、香り高いものが再生産される不思議。 わたしも若い時は友情とは?と思ってた時がある。進学、就職、結婚出産…めまぐるしい女としての立場の変化は、いとも呆気なく友情を溶かしてゆく。友の範囲は次々かわる。ヒエラルキーは瞬間的に構築され、自然と役割が決まり、場が作られる。場が解散した途端のすっと冷えた感情と疲労が残るあの感じ。そういえば溶けて再び固まったあの不味くなったバターの味に似ているかも。カジマナの主張がベッタリと心にのしかかる。 女の人というのは、みんなうっすら女が嫌い、といつか何かで読んだか聞いたか見たか。でもね、やっぱり、女は、女が好きだ。それは男性には決して向けられない、別の種類の愛だ。老後もこうやって喋ろうね、やっぱり女同士だよ!軽薄にその場で笑い合うが、その言葉を語る時、どの女も、案外嘘がない気がしている。誰もがそれを信じて、お守りにして、日々をなんとかやりすごしている。 水の上に浮かんだ油脂はつつけば離れ、そっと押しやれば集合する。まるで女の友情そのものだ。女の友情は細かく溶け合ってできている。 最後まではらはらしながら読んだけど、暖かく希望あるラストがよかった。 - 2026年5月4日
命売ります三島由紀夫気になる - 2026年4月28日
BUTTER柚木麻子買った積読中いつか読もうは、ある日突然手に入らなくなるかもしれない、を、思い知る。 作者さんの決心に賛同します。でも、装丁がおしゃれで好きだったので、今の本が買えなくなるのは寂しいので買っておく。新しい出版社ではどうなるのかなー。一緒なのかなー。業界の事情はわからないけど。 - 2026年4月28日
ババヤガの夜王谷晶読み終わった買った面白かった。あっという間に終わった。徹頭徹尾暴力のあらし。途中で痛快になり、柳にちょっと惚れかけ、最後のページで号泣した。 痺れる一文。 「悪いこともするしいいこともする。畑を焼き払ったりもするし、純真な娘が王子様と結婚してお姫様になるのを助けたりもする。鬼婆が何をするか、敵なのか味方なのか、出てきた最初はわからないのが、鬼婆の話の面白いところ」 この小説の全てが詰まっている。終わってからもう一度読んで気づく。 - 2026年4月27日
- 2026年4月26日
奇岩城モーリス・ルブラン,榊原晃三読み終わった買った古本屋さんで買った1983年版初版本を読了。 ルパンの魅力満載。情熱的でありながら、冷静な高校生ボートルレ君との知的な推理合戦はもちろん面白いけど、互いにリスペクトしながらも高校生相手に全力で煽りまくるルパンもまた魅力的🤭そして敵味方だけではなく、サブキャラたちも巻き込んだ義理人情味溢れる人間関係や、切ないラストもね。日本の漫画にまで見事に継承されていていいね。 ホームズが出てくるのだけど、なんかキャラの印象が違うのだよね。これは今で言うクロスオーバー的なものか?と思いきや、調べてみるとそうではないみたい。どちらかというとパロディかな?現代版ではもしかしてホームズの名前変わってたりするのかな。現代版も今度読んでみよう。 - 2026年4月23日
- 2026年4月16日
詩歌探偵フラヌール高原英理読み終わった再読何年振りかに読む。ほわーっとゆるーっと。 メリとジュンと一緒に、キュートな詩歌散策文学。彼らが棲むのはきっとネオポエティック東京だ。地方だとホラーテイストが強くなるし、京都じゃ歴史がしっかりすぎる。そこへくると東京って隣り合わせに異世界が本当にありそうだよね。 『深刻なこと、苦しいことを描くのも文学だ。だが、浮薄な表現も文学の価値に変わりはない』 『たまたま、稀に社会が調子いい時、人は浮薄に生きられる。そこでは奇妙で無意味な言葉が口にされたりする。遊びが始まる。』 『人類の、ほんの僅かな日差しの中だけの果敢ない戯れなんだ。』 - 2026年4月9日
近代日本文学案内十川信介買った読み始めたいいなぁー、この本。久しぶりに序章で心掴まれ、線引きまくり。 題名と目次が一見ちぐはぐ。目次には「立身出世」「文学の中の別世界」「移動の時代」とか。作家名も作品名も少ないなぁ。これが読書案内?けども予想のつかない目次も興味が惹かれる。 「はじめに」でいい意味で期待を裏切られる。早速太宰治の作品から二項対立のゆらぎへ、近代という時代、作家たちは何をどう描いたのか。文学史的でも、教科書的でもなく、身近な題材で近代文学を読んでみる、というなんとも思考の旅的な本らしい。 教科書的になりたくない著者の意向に反するかもしれないけど、「よい文章」のお手本のよう。なになに?なんの話?と思わず先を読みたくなるリズムがある。すっきり端正だけど、そう来るのか!という意外性もある構成。専門的すぎず、入門すぎず、くだけすぎない知的な文章。読者に擦り寄らない距離感。 読者を信頼して書かれている、というのはこういう本なのかもしれないなぁ。序章が面白い本は、たいてい間違いなく面白い。その本の魅力や書いた人の人柄や姿勢が感じられるし、否応なしに期待させられる。 これぞ岩波ーー!!な気持ち。こういう文章に出会うと、気持ちがすーっと晴れて、きりっとするなぁ。 さて、よみますか。 - 2026年3月25日
カフカ短編集フランツ・カフカ,池内紀買ったまだ読んでる敷居が高かったけど(岩波文庫なら尚更な感じがしてて、でも読むなら岩波で読んでみたいなって漠然と思ってて)で、勇気を出して手に取ってみたら、表紙に〝短編だし、寓話として楽しんだらいいから!“(誤読かも)みたいに書いてあって思わず買い。 はい、意味不明〜。だからこそのカフカだな、と。意味不明に出くわさない人生って、なんてつまらないんだろうと思わされるほど、自分の中の何かがぐらぐらとする。目眩にも似た感覚。分からないから自分のことも考える。会社の意味不明な上司のこととか、分からないけど考え続ける。理解不能に出会うことの価値について考えてしまう。なんて自分は了見の狭い、世間の狭い、想像力の乏しい人間だろうと、思い知らされる。 高校生のわが子にもすすめてみた。読解力をつけましょう的な、メタファーを探る的な、教科書的な価値観を、とりあえずがたがたと崩れて、谷に落ちてこっぱ微塵になって、疑問しか残らないとかなんとかなんとか、正道を歩くのと同時に、不条理に是非出会ってして欲しくて。いつか、何か共有できたらいいなぁ。 - 2026年3月7日
アーサー王最後の戦いローズマリ・サトクリフ,山本史郎買った読み始めたやっと最終巻にたどり着いた。 「そして炎の中に、洞窟や、船や、剣や、ドラゴンや、奇妙な顔が見えてくるようになると、さぁ、今からは物語の時間だ。もっと近くにおいで。ようく聞くのだよ。」 最高の終わりの始まり。
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