阿部義彦 "増補改訂 アンチ・アクション" 2025年12月14日

阿部義彦
阿部義彦
@xtc1961ymo
2025年12月14日
増補改訂 アンチ・アクション
赤瀬川原平さんが好きで、アンデパンダン展の事や『東京ミキサー計画』『ハイ・レッド・センター』等の事はちくま文庫で読んで大切に持ってます。1950年~60年位までに活躍した女性画家に関しては、草間彌生くらいしか知らなかったので、もうすぐ東京で彼女達の展覧会が始まるのでそのきっかけとなった本書を読了。アンチ・アクションという言葉は初めて耳にしましたが、それもそのはずこの言葉は著者の中嶋泉さんが、自分で名付けたのだそうです。始まりはその頃の絵画の潮流、アンフォルメル(直訳=不定形)にあり、時期を同じくして起こったアクション・ペインティング(ジャクソン・ポロック)←男性的 と対比する意味でつけたそうです。ここでは、草間彌生、田中敦子、福島秀子の三人に絞って解説をしています。私の好きな評論家の瀧口修造、東野芳明、中原佑介も登場。何かと一人前の扱いをされてなかった女性画家をジェンダー論を交えて紐解く実に面白い本でした。Googleで中嶋泉、アンチアクションでググッたら Art Week Tokyoの本人解説の番組がyou tube に上がってるので、それを見れば大いに助けになります。今日は仙台でも7cmの雪が降り、家の周りも午前は白一面でしたが、午後になってようやく溶けだして、屋根に落ちる水滴の音と共に好きな音楽を聴きながらの楽しい読書でした。
増補改訂 アンチ・アクション
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved