つつじ "なぜ人に会うのはつらいのか" 2025年12月14日

つつじ
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@m_tsutsuji0815
2025年12月14日
なぜ人に会うのはつらいのか
かつて伊藤将人『移動と階級』を読んで、 "これ(コロナ禍)までホーム(家族)が安定していたように見えていたのは、実際には外から閉ざされていなかった、つまり常に外部への移動との連続性の中にあったからだったのである(小ヶ谷千穂:2020)。" 鬼滅の刃における「家族以外に相談できる相手がいない(というか構造上剥奪されている)、したがって身内の恥が出たら死ぬしかない」家族を是とするありかたは、コロナ前のものであると私は考えているんですが、多くの人が(鬼滅の刃を)普通に受け入れているのを見てえ?????と思っている …と思ってたんですが、私如きが思いつくようなことは両氏がすでに考えていた "炭治郎と妹・禰󠄀豆子の戦いの物語を通して、鬼をやっつけるには、家族単位の自助努力しかないのだ、と訴えているわけです"(佐藤)
つつじ
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@m_tsutsuji0815
"なぜ宗教にこだわるのかというと、そういうふうに人々を動員して、一気に思想を変えようと思ったら、とにもかくにも集めなければ始まらないだろうな、と感じるわけです。特に宗教のようなものは、基本的に集まることそのものが本質的なところにつながっているのではないか、と。そう考えると、宗教もやはり暴力だと言わざるをえない。それも、かなり強い暴力性を帯びているのではないか、そう思います"(斎藤) …集まることにまったく興味を持てないので、宗教とはことごとく相性が悪いんだろうと思う
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