読み人。 "モモ" 2025年12月14日

読み人。
@SL9_1994
2025年12月14日
モモ
モモ
ミヒャエル・エンデ,
大島かおり
読み人。
@SL9_1994
この世界は時間を奪うようになってきて、それを取り戻すのは自分の意思である。 時間はいつだってそこにあるのに。 死んだ時間を取り戻す事で、人は幸せになれるのかもしれない。ただ、幸せに生きる事になんの意味があるのかはわからない。効率化された、目的化された社会。そこに個人の虚しさはあるのかもしれないが、それが目指す物だとしたら。ベッポのように、誰かのために削られた時間を生きる事を選ぶのならば。 誰かに生きた時間を生きて欲しい事と、自分がそう生きるかどうかには乖離がある。 でもそこには、他人に対する生きた時間を大切にして欲しいという思いを最適化すればよくなるという傲慢さがあるのでは。 モモはそんな事に切迫されてないからこそ周りの救いになったのかもしれない。 過去と未来の境界は今が決めている。
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