原沢香司 フクロコウジ旅と本と人 "ヒューマン・コメディ" 2025年12月19日

ヒューマン・コメディ
ヒューマン・コメディ
サローヤン,
小川敏子
映画的な文章だと思って読んだら、元々脚本として書かれたものを小説にしたと解説で知った。最近も映画にされたようなのでそれも観たい。戦争中に生きた移民家族、父や兄の不在などテーマは明るくないが物語のなかの日常は決して暗くはない。子どもたちと大人たちの言葉のやりとりも真摯である。日常を生きる姿が、題名につながった。
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