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原沢香司 フクロコウジ旅と本と人
原沢香司 フクロコウジ旅と本と人
原沢香司 フクロコウジ旅と本と人
@harasawa_koji
山の小屋で旅と新刊書籍販売の店を開いていますがあまり店にいない店主です
  • 2026年8月22日
    新橋烏森口青春篇 (小学館文庫)
    20代の椎名さん。会社員として、先輩に憤りを覚えたり、辞める同僚に色々感じたり、恋したり。自分の青春時代を思い出しながら楽しみました。
  • 2026年8月20日
    君のクイズ
    クイズにすごく強い人をみて「すごいな」という感想しか持ち得なかったが、クイズはその人の人生。みたいな筆致があってクイズに強い人への見方が大きく変わった。と言ってもクイズ番組を好んで観ることもないし子どもとなぞなぞを楽しむくらいのことしかしないのだけれど。何かに邁進する人の強度は称えたい。
  • 2026年8月15日
    本を守ろうとする猫の話
    大事なことが書かれている。本は誰のため、何のため、なぜあるのか。他人の生を受け容れるみたいなことかな、と聴いていて思った。大事なことだ。
  • 2026年8月14日
    スピン/spin 第16号
    スピン/spin 第16号
    河出書房新社の挑戦、楽しく並走させていただきました。16号すべて面白かった。そしてこの挑戦は続くそうで、これからが更に楽しみです。文字と紙は、今後もっと可能性を拡げていけると感じます。
  • 2026年8月11日
    今夜、すべてのバーで: 講談社文庫
    アルコール中毒小説。すさまじい。誰もが何かに依存して生きている。その指摘には頷く。私もアルコール大好きだ。どこまでが正常で、どこからが異常なのか。その一線は果たしてあるのか。ないような気がするし、問い詰める意義もあまり感じない。中島らも、すさまじい。
  • 2026年8月9日
    宇宙戦争
    宇宙戦争
    SFのすべてがここにある。みたいな評を読んで聞いてみたけれど、本当だった。火星人のあの形や、吸血やら文明やら。そしてウイルスまで…。圧倒されました。火星人怖い。でも人間が一番怖い…。
  • 2026年8月8日
    生殖記
    生殖記
    LGBTなどには生産性がないと言った政治家を称するヘイターがいた(いまでも何かしらやっているのか知らない)。生殖行動イコール生産性なのか。あまりにも短絡的でクラクラしたが、こういう言説は神話のように信じられてこれからも拡大していくのだろう。そんな暗澹たる気持ちを軽やかにいなす話。生産性クソ食らえ。
  • 2026年8月7日
    家族シアター
    家族シアター
    家族って厄介で面倒で、優しくて楽しくて。そんなことを改めて感じさせてくれる短編集だった。家族を増やせない、増やしたくない人にも楽しめる内容だと思うが、そういう人の出番も少し欲しいと思った。
  • 2026年8月6日
    格差の“格”ってなんですか?
    人が人の「能力」を判断するなんて、おこがましいにもほどがあるではないか。人は多面的だし瞬間瞬間変化するし、どうやって「能力」やらを測るのか。そんな必要はなく、誰もが力まずに本来のその人のやれることをやって、やれないことは他の人に補ってもらいながら世の中は優しくまわっていければ良い。そう思う。
  • 2026年8月4日
    タラント
    タラント
    長編小説の醍醐味を感じた。時代と国と心の変化と情勢などが複雑に組み合わさって展開していく。戦争は人を傷つけ、終戦しても傷は完治することはない。また新しい戦争や感染症で新たに傷つく人がいる。だけど、一人ひとりの動きや役割で人は変化していく。国のためでも偉い人のためでもなく、自分のために高く飛ぶという台詞が印象に残る。
  • 2026年8月1日
    スピン/spin 第15号 2026年 4月号
    スピン/spin 第15号 2026年 4月号
    自分のためにとっておいた在庫をうっかり販売してしまい、改めて発注するも品切れ…。直接出版社に注文したら無事に届い安堵し、ありがたく読みました。連載も読み切りもどれも鮮やか。あと一号で終わりかぁ。心して最終号を読みます。
  • 2026年8月1日
    2025年改訂版 海の中から地球が見える 気候危機と平和の危機
    気候危機と平和の危機は切り離すことができない。最大の環境破壊は戦争であり軍事である。ミクロネシアで漁業がてきなくなり、米国の戦争に徴用される若者の姿はこれからの日本の若者にかさなる。海から地球が見える。本当だ。変えないと。地球が、人類が、生命がもたない。
  • 2026年7月29日
    ありか
    ありか
    子どもや義理の兄弟、ママ友との日々のやり取りによって、自分自身の子ども時代の満たされない心を回復していく。とてもあたたかい話。やり直しはきかないのが人生だけれど、回復することができるのも人生だと気づかせてくれる。
  • 2026年7月27日
    架空の犬と嘘をつく猫
    架空の犬と嘘をつく猫
    なんだか、良い。特別でないけれど一人の人間の存在というのはやっぱり特別なんだ。家族は選べないし自分の思うままにはなかなかいかないものだけれど、関係性は変えていくことができる。長いようで短い人生だけど、じっくり向き合えば味わい深いなぁ。などと取り留めのない感想をおぼえました。良い。
  • 2026年7月25日
    月とアマリリス
    月とアマリリス
    サスペンスというか、人情物というか、やっぱり町田その子さんの作品だ。殺人はあってはいけないが、なぜに殺めてしまったか。そこに至るまでになにがあったのか。人は変われるのか。複合的な話でずっしり質量があった。
  • 2026年7月22日
    団地メシ!
    団地メシ!
    『団地のふたり』がとても良かったのでこちらも。手紙舎からはじまり、実在する団地の飲食店が物語のなかで当たり前に出てくる。団地に住まう人々の時間と、店の存在があたたかい。特別でなくても、こういう日々が大切だ。
  • 2026年7月19日
    アンブレイカブル
    小林多喜二、鶴彬、三木清など戦前戦中に治安維持法と特高警察によって犯罪者に仕立て上げられた人たち。仕立て上げた人たち。先日「国旗損壊罪」が成立したが、またあの時代の過ちを繰り返そうとしている。心を罰することなど、本当は出来ようもない。しかも思想・信条の自由が憲法によって認められている今の世だ。政治だけが、古いままだ。
  • 2026年7月16日
    京都の平熱ーー哲学者の都市案内
    京都で購入し京都で読みはじめ帰りの新幹線でも読み帰ってきてからも読んで旅が終わった。京都で育ち京都に生きるひとの書く京都。しかも哲学者。斜に構えることもなく、華美な修飾をするのでもなく、地に足がついた地元論。とても面白かった。曰く、京都を知りたければ京都の知人をつくれ、と。これは他の土地どこにでも当てはまる楽しみかたの要と思うが、京都では殊更に有効なのだろう。歩きたい、京都。
  • 2026年7月15日
    藻屑蟹
    藻屑蟹
    福島第一原子力発電所事故以降の混乱・分断・再生。現実の社会にはこんなもんではない、もっとぐちゃぐちゃのとんでもない非人道的な出来事がたくさんあったのだろうと想像する。でもこの作品でも、しっかり切り込んで描こうとすごい努力がなされていると感じる。最後は希望の流れであったが、それが良いのかどうかまだ判断はできない。原発が何もなかったかのように再稼働されている現状があるから。
  • 2026年7月14日
    だれかのいとしいひと (文春文庫)
    記憶にまつわる短編集。人は現在を生きながら、過去を生きている。今につながる過去を自分のなかに発酵させたり、時には腐敗させたりしながら。橋本愛の語りがとてもよかった。
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