
花木コヘレト
@qohelet
2025年12月21日
アウグスティヌス 「心」の哲学者
出村和彦
読み終わった
図書館本
キリスト教
易しいのか難しいのかよく分からない本でした。
「三位一体」も「神の国・地の国」も、「マニ教駁論」もほとんど中身はわかりませんでした。難しいところは、サラッと流されて書かれている感じでした。
なので、本書が一番言いたいのは、アウグスティヌスが「心」を大切にした、ということなんだな、と私は思いました。本書では、イザヤ書の「道を踏み外した者たちよ、心に立ち返れ」(46・8)が引用されていましたが、この引用部分の「心」の部分が、本書の一番言いたいことなんだと、私は理解しました。
アウグスティヌスの教説は、ほとんどわかりませんでしたが、彼の人生の旅程は、本書は迫真に迫っていました
。特に、彼がキリスト教に回心しようと葛藤しているところは、読んでいて胸がギューっと掴まれるようでした。
また、「あなたの命じるものを与えたまえ、あなたの欲するものを命じたまえ」というキーフレーズも紹介されていて、つまり、自分には神の恩寵がなければ何もはじめられないんだと、半分くらいしかわかっていませんが、印象に残りました。
もう少し、アウグスティヌスの教説について、噛み砕いて解説して欲しかったな、というのが、キリスト教初心者としての、正直な感想です。
