加非 "リカバリーを目指す認知療法" 2025年12月22日

加非
加非
@chioneko
2025年12月22日
リカバリーを目指す認知療法
リカバリーを目指す認知療法
ポール・グラント,
エレン・インヴェルソ,
デミトリ・ぺリヴォリティス,
アーロン・P・ブリネン,
アーロン・T・ベック,
大野裕(監訳),
松本和紀(監訳),
耕野敏樹(監訳)
認知療法の祖であるアーロンベック氏が、その生涯の終わりまで研究と実践を続けたものがリカバリーを目指す認知療法(ct-r)だ。 個人的に惹かれたのは、相手の不適応な認知に関わり変えていくのではなく、本来持つ適応的な部分を取り扱っていくという点だ。 そして、その取り扱い方も素晴らしい。その人が、ふと笑顔や活発性を取り戻す瞬間を見つけ、意図的にその時間を増やすことで、彼ら彼女らがもつ敗者の意識(私はつまらない人間だ等)に反証を作っていく。これが認知療法の名を冠する所以だ。 その反証を作るのは支援者ではない。彼ら彼女ら自身だ。自らの言葉や体験が積み重なることで、適応的な時間は増え、本来持っていた未来への熱望を再び抱き始める。 この時重要になるのは支援者による反証の呼び水となる関わりや声かけを行うことだ。 どんな声かけを行うのか?こんな言葉が返ってきたらどうする?こんな人には?といった具体的なポイントについては、是非書籍の内容を確認して頂きたい。
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