本の王子さま "文庫版 塗仏の宴 宴の支度" 2025年12月25日

文庫版 塗仏の宴 宴の支度
このシリーズの作品を読んでると回路と回路が繋がるような気持ち良さを感じる時がある 特に今回はひょうすべの話が好きでした 河童とひょうすべは違うのか、何故菅原が関わってくるのか、そういう疑問と中禅寺さんの言葉がかちっとハマるのがとても気持ちよかった 本全体で言えば章毎で視点や事件が変わっていて、読んでいて楽しかった そして独立した話が絡んで一つの大筋になっているのが見事だなと思う 今回は本末転倒やら後催眠暗示やら出てくるけど、途中の地図を読む描写で 地図通りに道が作られている→その感想は本末転倒だ 地図という先行情報の提供によって実体験を予定調和的追体験にしてしまった というようなことが書かれていて 地図読み道を歩くという行動をそういうに捉えられるのが本当にすごいと思った 宴の後始末の方も楽しみ 途中小平次化していた関口くんは果たしてどうなるのか気になる
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved