本の王子さま
@hoshino_12
- 2026年7月4日
52ヘルツのクジラたち町田そのこ借りてきた読み終わったおすすめの本紹介動画などて見掛けて興味を持ったので借りてきた この作者さん初めて読んだけど綺麗で読みやすい文章だなと感じた キラキラ綺麗というより染み込むような綺麗さって感じ 特に「たった一度の言葉を永遠のダイヤに変えて、それを抱きしめて生きているひとだっているという」という文章がすごく好き でも内容としてはしんどくて腹立つ部分が多かったな キナコと52の繋がりや美晴との絆なんかで浄化された部分あるけど大半の描写は怒りを抱えながら読むことになってた こんなこと本当に言いたくないけど、マジで子供を持っちゃいけない人間が、子供を持つことが許せない わかってるんだけど、その人間も子供の頃にそういう人間に作られてしまった側なんだということも だけど皆結局自分だけが被害者でいたくないから、自分の傷を次に押し付けるしかない、その人間の逃れられない負の面が哀しくて憎くて腹が立つよ 不幸の連鎖で作られた人間世界じゃん キナコと52はそんな不毛な世界から抜け出しきって欲しい、支え合って生きていってほしい 虐待描写以外だとアンさんの最期あたりの描写が本当に、本当に辛かった 愛してるが故の不理解辛すぎる死してなお認めてもらえないか、本当の自分 アンさんの件だけはどう考えても辛いまんまで悲しいよ - 2026年7月2日
江戸川乱歩傑作選江戸川乱歩借りてきた読み終わった前回借りてきた江戸川乱歩が良かったのでまた借りてきた 「赤い部屋」「人間椅子」「芋虫」あたりはタイトルは聞いたことのあるレベルで内容は知らなかった でもなぜかグロホラーだと思ってた 「人間椅子」かなり衝撃的だった 人間を部品に椅子作る話かと勝手に予想してたから逆に全然グロくなくて驚いた それ以上にグロくないのにここまでぞわぞわさせるって、本当にすごい 何がぞわぞわって、奥様には身の危険がないのに「自分の座ってる椅子に人が入ってる」「その男は自分に恋をしている」というその2点が非常に気味が悪くてぞわぞわさせる 突如中から出てきて襲ってくるでもなく、手紙で知らせて改めて会って欲しいというその手順がもう本当に気持ち悪い 結果作中作ではあったけど、作中でも事実じゃなくてホッとした オチとしては「赤い部屋」に似てるけどその比じゃないくらいホッとした 背筋から這ってくるような気味悪さを経験する話だった あと印象深いのは「芋虫」 勝手に芋虫みたいな人を作って見世物にするようなグロくて胸糞悪い話かと予想したら全然違った めっちゃ悲しい話だった 感想書きながら思い出しても悲しい気持ちに苛まれる 終盤の地を這う這う姿からの井戸に落ちた瞬間の、どぼんという音が聞こえるようで悲しくてたまらない この芋虫でこの傑作集を締めるのが余韻もあって悲しくも素晴らしいと思った まだ読んで2冊目ですけど、江戸川乱歩さんもしかして破滅する男大好きな人ですか? - 2026年6月27日
蜜蜂と遠雷(下)恩田陸借りてきた読み終わったタイトルだけは知っていた本 勝手に青春ものだと予想して読み始めたら音楽(ピアノコンクール)の話で予想外でした 音楽というかクラシックはのだめカンタービレをちょっと読んだくらいの知識しかなくて、楽しめるかどうか不安だったけど物語として最後まで楽しめた 物語が終わった後に本選の結果が貼られてるのが良い演出だな〜って思った 途中から「これは天才とミューズと音楽の出会いの話だから順位とかもはやいらないのでは?」と思いつつちゃんと結果を示してくれたのが良かった 個人的に3人とは別のコンテスタントとして高島明石さんの視点があったのが好きだったな 高島さんと亜夜ちゃんが抱き合って泣く所で何故かこっちもホロリときたし クラシックなんて殆ど聴かないけどこの小説に出てきた曲を、この登場人物達が奏でてる場面で聴いてみたいなと思った - 2026年6月24日
蜜蜂と遠雷(上)恩田陸借りてきた読み終わった - 2026年6月24日
罪の声塩田武士借りてきた読み終わった映画を観たのが数年前なのであまり覚えてない所もあるんだけど、残っていた印象が「理不尽、絶望、可哀想すぎる」という最悪な印象だった 原作を読む前もそういう嫌な気持ちになりそうだなと思って読み始めたんだけど映画ほど嫌な気持ちにはならなかった 最悪には違いないんだけど、最悪の中の砂一粒の様な希望の欠片をまだ見られるというか 映画は生島母子達のその後の描写が余りにも、余りにも生々しく悲惨に感じたもので、その中で砂一粒の希望を見ても「そんなもんで壊れされた人生どうにかなるか」という怒りに近い嫌な気持ちになった覚えがある 原作はそこの詳しい描写がない分、生存している犯人側の動機の空虚さが浮き彫りになるので、「なんだってこの子たちが犠牲にならなきゃいけないんだよ」という空虚感に近い感情になる その分、砂一粒の希望が救いになる気がする 何が嫌って実際の事件モチーフなのが嫌 実際の事件の方は未解決のまま時がとまってるけど、裏では人生壊された人達が沢山いるのかななどと考えてしまう 私達の知らない所で負の連鎖はまだ続いてるのかもしれないなぁ - 2026年6月18日
借りてきた読み終わった京極夏彦作品から実際の津山事件を知り恐れ慄き、それをモチーフにしたというこちらの作品を借りてきた初横溝正史作品 何やら新作映画も公開されると知りタイムリーだなと思いながら読み終えました 恥ずかしながら金田一少年の祖父というイメージの金田一耕助さん、作者は江戸川乱歩だと思っていました 調べたら江戸川乱歩は明智小五郎だった 何となく難しい文章なんだろうと予想し気合い入れて表紙をめくったんだけど全然そんなこともなく、むしろするすると最後まで読み切ってしまった 田治見要蔵事件の描写では実際の事件のCG再現動画を思い出して嫌な気持ちになったりしたけど、全体的に面白く読めた まず視点が金田一耕助さんじゃなくて超巻き込まれ可哀想体質辰弥さんだったのが、事件の不可解さと臨場感あって良かった 濃茶の尼がまた雰囲気出してくれて良かったですね〜!なんかドラマTRICKとかでよく出てくるタイプのお婆さんってこの人がモデルなのかなと思ったくらい 実際この村から立ち去れお婆さんの第一人者は一体誰なのかちょっと気になる 以下犯人関連のネタバレ感想になるけど 犯人最後まで分からなかった というかずっと典子だと思ってたごめんよ典ちゃん 頭がいい犯人だという話から、最初はあまり冴えてる印象じゃない典ちゃんが村の暴動辺りからすごい理路整然と話始めるもんだから(これは擬態してますわ…)と怪しみ、ご飯も持ってきてくれるって言うから(久野おじの時と同じ手口ですやん)と確信したくらいでした そしたら全然違った 黄金大判については辰弥さんと典ちゃんの選択賢くて思わずえらい!と口に出してしまった ああいうのは大勢の前で所有権とか大々的にしたほうがいっそ良いもんだと常々思っている 隠し財産とか次の悲劇の火種にしかならない それにしても金田一耕助シリーズめちゃくちゃ沢山あってびっくりしてる 何個か聞いたことのあるタイトルあるのでまた読んでみたい - 2026年6月11日
母性湊かなえ借りてきた読み終わった告白が面白かったので2冊目の湊かなえさん作品を借りてきた 映画化したと聞いたことがあるこちらから こういうタイプの話で最後に丸く収まってるの超珍しくて驚いた 手記書いてる母親(ルミ子)がちょっと逸脱した母親依存症ではあるものの、こうした家族内の鬱々とした歪みって確かにどこかしらにあるもので、だからといって必ずしも皆が皆分かりやすい破滅になることでもないのか…と納得もしたかな 家族の歪みは子供にとっては不幸でも、子供が成長していってもなおずっと不幸であるとは限らないというか 子供って母親に対しては特に健気でいじらしいとこあるけど、いつまでもそうではないし、そうである必要ないから 自分の家族に納得行かないところや憎いところがあっても、みんな大きく改善や改心したりもせずお互い折り合いつけて生きていくんだってところがそうだよなぁって感じて良かったです でも私は人間関係リセット型の人間なので、田所に住む辺りからムカムカが抑えられなくて本の半分くらいずっと腹立ててた でも終盤丸く収まったのにちょっとホッとしてた自分もいた この割り切れない感情、多分湊かなえさんの掌の上なんだろうな - 2026年6月8日
利休にたずねよ山本兼一借りてきた読み終わったタイトルだけ知ってたけど読んだことはなかった&千利休についてとふわっとしか知らないため借りてきた いやはや面白かった 秀吉と決別した利休から始まって時を遡っていく話の流れ 物語が始まったばかりの時の利休は美に対して高尚で茶の湯の中の美に悠久すら見出すほどのすごい茶人という風でその人物像に感動すらしたんだけど、時を遡っていくにつれ利休の根本が段々と見えてくる 作中でも言われてたけど秀吉と似てる所、あったんじゃないかなと思う、執念というか執着というか 目利きが確かだから美に執着したのか、美に執着してるから目利きが確かなのか 恋という命の輝きに生涯捧げる美を見い出して、執着の毒をさらなる次元に高めようとして、それを貫く為には命も捨てるんだなという風に感じた 勿論創作部分が多いんだろうけどあんまり印象良くなかった利休の印象変わった また時代物で出てきたら興味深く見てみようと思う ところでいろんな作品で出てくる石田三成、見れば見るほど印象悪くなるのは何故 大谷刑部とのエピとかで、切れ者で高潔な人っていうイメージ持ってたのになんか印象悪くなることが多い 映画版だけど「関ヶ原」とかの石田三成もあまり好きではなかったし なんか石田三成好きになる本とかあるか探してみたいかも - 2026年6月7日
借りてきた読み終わった魍魎の匣の流れから押絵と旅する男が読みたかったんだけど無かったためこちらを借りてきた 初江戸川乱歩でした 読む前のイメージがすごく不気味な作品を書く人だったんだけどそんなに的外れなイメージじゃなかったかも? 短篇集なので5つの物語が読めました やっぱり印象深いのは後半の3つかなぁ 特に『蟲』と『孤島の鬼』 『蟲』は愛造の厭人病からの思考や感情が内側に向かう形からの暴走の流れが決して物語の中だけのものでは無いみたいに感じた いるいるこういうタイプの犯罪者ー!みたいな感覚を読みながら味わったというか 光太郎と芙蓉の逢瀬を愛造がストーカーするシーンで、前にどっかで見た「覗く為に壁に張り付いてる姿が蟲みたい」という言葉を思い出して、あれはこの話の感想文だったのかな?と思ったりした グロいのにまあよく読ませる文章で、最後ら辺のの愛造がおかしくなっちゃった(元からおかしかったけど精神崩壊という意味で)あたりの「なんだっけなあ、なんだっけなあ、なんだっけなあ」なんて秀逸すぎた ああ、愛造壊れちゃったんだ感すごかったほんとに 愛造、一生独りで生きてく分には無害な世捨て人で済んだんでしょうに 『孤島の鬼』は最終章の大団円の最後の文を読んで「大団円……何が大団円?言ってみろ」と心の中の鬼舞辻無惨様が真顔で言ってました どうしても主人公の蓑浦くんが好きになれない なんか男子校の姫(異性愛者)みたいなムーブしてるのが好きになれない 諸戸くんの気持ちに応えるつもり0なのにハッキリ断りもしないで、たまに甘い雰囲気出したりそれどころかその気持ちを利用してる気すらするし (こんなムーブする女とか嫌だな)を(こんなの男でも嫌だな)と思わせる蓑浦くん 個人的に何が嫌って、秀ちゃんと結婚した後、諸戸くんを自分たちの整形外科の院長にしようとしてた所が本当に嫌だった こいつ!諸戸くんの気持ち知ってる癖に幸せな自分達の姿を生涯見せつける気持ちか!?みたいな 諸戸くんの最期を考えれば考えるほどムカムカしてしまう あんな陰鬱な家から出てやっと見つけた光が何故よりによって蓑浦くんだったのか 何故諸戸くんの幸せは蓑浦くんの形をしていたのか そのお陰で本当の家族に会えたとはいえ余りにも酷すぎる運命だよ ただ全体の話としてはすんごく面白かったという感想に尽きる 初代さんの幼少期に見た景色、諸戸くんの研究、家系図、曲馬団等ぜーんぶ繋がってくの流石すぎた 秀ちゃんの手記から一気に話に引き込まれるし、途中で北川刑事の話を入れることで最後に警察が出てきても突然感もなかった 暗くて狭くて息苦しいの苦手だから井戸の底の描写が巧すぎてほんとに苦しかった あと個人的に蓑浦くんより丈五郎より何より樋口家先代万兵衛が一番大嫌いです 序盤の雰囲気はミステリーだったけど全体的には恋愛冒険もの?って感じなのかな? 初江戸川乱歩だったけど読めてすごくいい体験になった 押絵と旅する男も読みたい - 2026年5月23日
塞王の楯今村翔吾借りてきた読み終わった幸村を討てを読んでから何かと同作者の作品ばかり読んでいるけど、この小説もめちゃくちゃ良かった〜! 大津城の籠城戦を、石垣技術の職人(穴太衆)の主人公視点で描かれていく物語 盾である石垣と矛である鉄砲の勝負の行方も含めて物語展開が良すぎた 立花宗茂格好良くて大好きだし、あまり知らなかった京極高次もすごく魅力的で、流石にもっと武将らしい人ではあったんだろうけどかなり興味持った 主人公の匡介がとても好き、玲次もとても好き どんな過酷な場面でも最後まで諦めずに自分の仕事を全うしようとする人本当に格好良い だから信念持って武器を作り続ける彦九郎も憎めないんだよね どちらかというと匡介の守る思考が泰平の世には必要派なんだけど実際アメリカとかは銃社会で、それが犯罪の抑止力になってる部分はあるしね 武器を作る人間がみんな彦九郎みたいに信念があれば良いのにな 戦国物で戦う者や民じゃなくて、守る職人視点で描かれる戦がとても新鮮だった 苦しい場面も心にぐっとくる場面もあり、最後まで飽きることなく読める良い本でした! これから城番組とかで石垣見る目が変わりそう - 2026年5月12日
借りてきた読み終わったあらすじも一切読まず書き出しをチラ見して面白そうだったので借りてきた まさかの滅亡系でびっくりした前に読んだ終末のフールを思い出した いやー好きですこの本 こうなって欲しくないな〜って展開にならず最後まで読んで大満足 私がこの立場になったら絶対隕石が落ちる瞬間の空が見たいのでその描写があるのもすごく良かった でも私の場合略奪するのも怖くて苦しいのも耐えられなくて、せめて地球に隕石が落ちる瞬間を見たい!って最初に立てた目標も叶えられずに死にそうだなとかも思ったり 江那家族と藤森さんに感情移入しまくってたので、みんな絶望せずに欠けることなく最期を迎えてるのすごく嬉しかったんだよな 人って絶対死ぬのに、どんな人間だって絶対死ぬって分かってるのに死ぬ期限が分かった瞬間絶望するのすごく不思議で、それで周りまで巻き込んで暴走するのが理解できないんだけど、でも最初の信士とかLOCO時の路子見てああ孤独だからかと腑に落ちた 死ぬまで一ヶ月しかなくて死ぬ瞬間まで絶望しない人は長い人生の終わりもそうだろうな、自分もそうありたいわ まあ現実こうなったら政府には滅亡の事実最後まで隠してほしいなと思うけど 人を人らしく散らせるなら日々の営みの中で終わりの瞬間迎えた方が良さそうとか思ったり - 2026年5月11日
告白湊かなえ借りてきた読み終わった昔読んだときはなんか微妙だな?と思ってたんだけど今改めて読んだらめっちゃ面白かったとなっている この作品の犯人達の一連の流れを見ることによって罰って人によってそれぞれだからそりゃあ司法にも限界ありますわとなる だから他に犯人を委ねなかった先生の判断を支持したい復讐推奨派だから 復讐推奨派というか相応の罰を与えるべきという考え方というか 犯人は少年法に守られた子どもたちだけど、それを生み出したのはその親達なので、直樹の母には死と死してなお世間からの「子育て失敗した母親、歪んだ家族」みたいなレッテル 修哉の母親には死と理想の人生を奪うという方法で結果的に罰を与えたのではないかなと思う 個人的にはそこですっきり出来たのでこの作品は復讐劇としてはかなり好きです 子供のしたことに責任取る気がない親は子供を産むべきじゃないそれに尽きる 愛美ちゃんはただただ可哀想 昔のイメージで湊かなえさん避けてたけど面白かったのでほかの作品も読んでみようと思う - 2026年5月11日
イクサガミ 人今村翔吾借りてきた読み終わった地でテンション爆上がりまくったので間を空けず第3巻人を読んだ 主人公組、まーじで誰にも死んでほしくない 取り敢えず進次郎は死ななくてすみそうかな?という感じ しかし無骨が刀弥とぶつからないまま退場になるとは予想外だった 個人的には無骨と陸乾(と時代違うけど弥助)の「強いものと戦いてぇ!」組決定戦が見たかった 楓さんも好きだったけど相手が悪すぎた でも刀弥の弱点っぽいのが分かったので双葉が船に乗らなかったことが逆に助けになるのではないかなと思ったり 一番強い相手に一番弱い存在が有効になる激アツ展開くると予想しておく 次が最終巻っぽいので早く次読みたい 橡の真意気になるなー - 2026年5月10日
イクサガミ 地今村翔吾借りてきた読み終わった天を読んでから時間が経ってしまい最初は前回の流れを思い出しながら読んだ 主人公愁二郎組の現在を描写しながら間間に参加者達の生い立ちを描いていくのがとても良いなと思う 先に生い立ちを書いておくことで主人公組とその参加者が出会った時に、どちらにも感情移入が出来る ギルバートとの出会いもこっちは既にギルバートに妻子いる騎士道重んじる人間だと知ってるから多分双葉に反応するだろうな〜とある程度予想できたり 弥助もそうかと思ったら息子の刀弥の方が参加者っぽいこっちもどうなっていくのか気になる とか思いながら読んでたらまさかの黒幕 Readsはネタバレ書いてもAIがネタバレ防止をしてくれるらしいので遠慮なく書けるけど まさかの川路利良 このイクサガミ読み始めたのが桐野利秋が出てくるらしいとちらっと見たからなので、桐野利秋が生きてる設定なのは知ってたけどまさか川路利良側についてるとは思わず 川路の動機は描写があったけど半次郎が何でそっち側にいるのかすごく気になる早速次巻も読む - 2026年4月30日
戦国武将伝 東日本編今村翔吾借りてきた読み終わった西日本編に続いてこちらも読み終わった! 西日本編以上に知らない武将が多くてわくわくしながら読めました 好きな話が多くて全ては語りきれないけど、長野業政、徳川家康、里見義弘、武田信玄&上杉謙信、津軽為信、宇都宮国綱、伊達政宗、北信愛、真田信幸が好きでした 真田信幸は同作者の幸村を討てとリンクしていて、先に読んでたのラッキーだった あと伊達政宗の刀の一連のエピソード好きなので描かれてて嬉しかった 受け取ったのが頼房様なのも良かった 武田信玄&上杉謙信の話はセットで好き!この二人は好敵手のイメージバリバリあるからすごく好きな話だった 西日本編と合わせて47名分の話を読んだはずなのにサクサク楽しく読めたのですごく短く感じた もっと読みたいくらい 戦国武将伝2とか出ないかな - 2026年4月18日
島津の空 帰る雁村木嵐借りてきた読み終わったまいまいつぶろがとても良かった作者さんが島津四兄弟を書いてると知り借りてきた 島津四兄弟好きは読んで損ないです 子供世代の忠恒、亀寿、久保、御下、豊久も出てくるので子世代が好きな人にもおすすめ 個人的に忠恒→亀寿が愛情の裏返しでああなったと書かれていたのが新鮮で良かった 歳久様のエピソード元々好きなのもあって、歳久様メインの話は涙無しには読めなかった 四兄弟の兄弟愛、この時代に仲違いすることもなく本当に尊いと思う 義弘公と豊久の叔父と甥の関係も良いし本当島津好き だからこそ伊集院親子に腹は立つし、秀吉にも腹が立ってしまう ただ根白坂の戦いの後の秀長との弟による兄話みたいなシーンはすっごく好きだったので、今年の大河ドラマでもこういったシーン欲しいなと思ったりした 島津四兄弟好き読んで損ない(二回目) - 2026年4月8日
借りてきた読み終わったこの本を読みながらいったいどれだけの父親(親)と息子(子供)はお互いの気持ちを知らないまま、すれ違ったまま一生を終えるのだろうかと考えてしまった どんなに親が子を大事に思っていても伝わらないとわかり会えないし、伝えるのはとても難しいし この本みたいな奇跡でもない限り分かり会えないまま会えなくなる親子は多いんだろうなと思う カズさんが体験したような奇跡を私は体験することはないと思うけど、この本を読んだことを代わりの体験として、日々を生きて生きたいなと思ったりした あと、今私と同じ年の親と会ったら気が合わなすぎて友達どころか距離取りそうとかも思った 朋輩なら上手くいく親子もあれば、親子だから一緒にいれる関係もあるんだなあ - 2026年4月3日
●●にいたる病我孫子武丸,歌野晶午,真梨幸子,矢樹純,神永学,背筋借りてきた読み終わった先日、殺戮に至る病を読んでいろんな意味で唸ったので同作を題材にしたアンソロジーであるこちらも読みたくなって借りてきた 全部面白かったけど、特に好きだったのは「しあわせにいたらぬ病」が後味の悪さも含め好き 「拡散に至る病」は登場人物にオイオイオイ!危機管理能力の欠如!となりつつ読む手が一番止まらなかった ミステリーというよりホラーで特に叙述トリックはないように思えたけど、何か騙されているのに私が気づいてないだけかもしれない 「コンコルドに至る病」は作者と編集さんの実際の遣り取りちょっと入ってるのかな?とか考えてくすりと笑えたし、オチも個人的に好きでした 複数作者さんのアンソロジー小説って個人的にあんまり読まなかったけど作者さんそれぞれの色が楽しめてとても良かった - 2026年3月28日
イクサガミ 天今村翔吾借りてきた読み終わった同作者の戦国武将伝と共に借りてきた ドラマ化もしてるのでそちらを観る前に読んでおきたかったというのもあるけど、何より幕末の某氏が出るらしい?と聞いてわくわくしながら読み始めた ちなみにこの巻では登場しなかった 架空の人物ばかり出ると思ってたけどそうじゃないっぽい? 内容的にはまだ起承転結の起の部分なのでこれからさらに盛り上がっていくと思うんだけど、バトルもの少年漫画っぽい感じもあってこれからの展開が楽しみ(HUNTER×HUNTERのネームプレート狩りのハンター試験を思い出したからかもしれない) この巻を読み終わって早速ドラマの最初を見始めたけど家族構成とか設定ちょっと変わってるから、ドラマから見ても原作楽しめるかもしれない 続きを読んでからドラマ見るか、ドラマ見てから続き読むかちょっと悩ましいところ とにかく続きが楽しみ - 2026年3月20日
斜陽太宰治借りてきた読み終わった人間失格が良かったので読んだことのないこちらにも興味が湧いて借りてきた 直治がとてもとても貴族らしくて良かった 貴族の中でも繊細な貴族で、戦争にも行かされ、「人間は、みな、同じものだ」という言葉のもと生まれも生き方も違うみなに必死で合わせようとして、出来なくて、美しい母と姉だけを誇りに思い貴族として自死を選んだのが それでも秘めていきたい恋を抱いたままなのが貴族らしい夢見がちな感じで 埋めきれない人との溝の間を薬を使っても塞ごうとしてたのも何処かズレてて、言動を下卑させてても拭えない貴族感があって、自死自体は全然良くないけどひとりの人間の生き死にをリアルに感じるようで太宰治の文章力が素晴らしいなと思った それに対して、かず子、強ぉ〜! お母様とのやり取りなんで世間擦れ甚だしいお嬢様感あったのに、気持ちが上原さんに向いた途端特急列車の如きの強さを見せる 性別だけで語るのは無理があるけど、何となく人妻に恋した直治が自死して、その人妻の旦那に恋したかず子が生きていくのちょっと分かる気がする 命を宿す人はやっぱ強いのかも、命って可能性で希望だし 出産までは描かれてないけど、今度こそかず子が我が子を腕に抱けますよう そして直治の為にスガちゃんの腕にも抱かせてあげて欲しい
読み込み中...