
ジクロロ
@jirowcrew
2025年12月25日
言葉というもの(968;968)
吉田健一
ちょっと開いた
「我々はそういう言葉に出会う時に心を打たれる。又それは如何にも的確に、或は微妙に、或は簡潔に或ることを言っているという印象を与えてそれはその通りなのであるがその的確も微妙も簡潔もその言葉の向うに、或は奥にあるものとの繋りによって的確でも簡潔でもあるのであってそのことも言葉が表すもののうちに入る時に言葉で表されたことはその言葉で表されたことである他ない。併しそれもその言葉をなしているものの一部で言葉は生きている。」
(「何も言うことがないこと」)
全体的に読点が少なく、読むのにとても思考を要する文章。
「そういう言葉」とは、どういう言葉か。
それは著者もうまく言い切れていない感じがする。
いろんな本を読んで、自分なりの「そういう言葉」に出会いたいと思った。
