
彩
@aya_toto
2025年12月27日

ノーサンガー・アビー (光文社古典新訳文庫)
オースティン
読み終わった
巻末の解説が詳しくて素晴らしい〜。
初心者でもちゃんと読み切れるように工夫されてる。
訳者の仰る通り、ノーサンガーはコメディであると同時に風刺小説でもある。
しかし、本来風刺しているのは、お決まりのストーリー展開や小道具が出てくるゴシック小説そのものではなく、そのゴシックの世界観に囚われて、現実との境がなくなってしまう、よくある読者的傾向をさらけ出す主人公。
相手役のヘンリー、優しくて本当によかったね、と思うほど危なっかしい主人公なのだけど、
自身の過ちに途中で気づいて、本流に戻ってくる健全な精神を持った人物造形もオースティンの小説の大きな魅力。
訳者が変わってもやっぱり大好きオースティン。



