けぷけぷ "姉の島" 2026年1月4日

姉の島
姉の島
村田喜代子
『飛族』に続き老海女の物語。 此岸からすっと離れて彼岸と溶け合っていく面白味は健在だけど高揚感もそこそこに物語を閉じてしまった。 昭和天皇に対する労いの言葉は戦中世代や戦後直後の世代から実際に聞いたことがあるのでミツルも複雑な気持ちを抱えながらもそういった言葉が出てくるんだと思えたが、海女の倍暦、天皇海山群、海没処分された伊号潜水艦たちがうまく混ざり合っているようには感じられなくてもどかしさを感じた。
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