
うみ
@uroffd
2026年1月7日

きみは知らない (韓国文学セレクション)
チョン・イヒョン,
鄭梨賢
読み終わった
@ 図書館
韓国文学は成り立ち上社会色の強い描写が多いが、この小説では在韓華僑の存在が大きく取り上げられている。しかし人に孤独をもたらすのは勿論、生まれに依拠するものがすべてではない。人の全ての孤独を解消する理想郷のような「家庭」があるという信仰は未だ根強いけれども、本作では「人は大前提として孤独であり、それでも孤独な人間による共同体で何かが生まれることもあれば、また逆も然りである」という事実が、洞窟の中の蝋燭のような仄かさで示されている。