野谷
@nnoy
2025年12月30日
1984
ジョージ・オーウェル,
田内志文
読み終わった
SFはゼロから世界を構築するから面白い
2分間憎悪や思考犯罪のような世界観をクリアにする単語が出てきてワクワクしたし、没入感があった
特に好きだったのが「ニュースピーク」で、思考を制御するために、かつてあった言葉がなくなっている。「自由」という言葉を知らない人は自由を求めることがないというような、思考の幅が語彙に依存するというのは面白かった。
主人公は歴史改変の仕事をしているが、これも描写が細かい。私たちも歴史の教科書に載っていることしか認識していないので、そこに載っていることが本当に起こったのか、そこに載っていないことは起こらなかったのか確かめようがない。『1984年』を読むと、真実は不変ではなく人の意志で変えることができるものなのかと考えさせられる。

