1984
218件の記録
おぐゆう@yu_spica22552026年5月24日読み終わった過去のようで、未来のようで。 いや、現在なのかもしれないと不穏に揺さぶられるディストピア小説。 管理も監視も当たり前の世界に生きるウィンストン・スミス。 体制に疑念を持ち、行動を起こそうとすればするほど、判断を見誤るようになっていく。 人間らしい歓びを優先したが故に判断力が鈍ってしまったのか、それとも単に思慮が足りず自ら蟻地獄にはまっていってしまったのか…… ウィンストンの恋人であるジュリアの存在が、私にはなんだか光って見えました。 世の中へ疑問を持ち、自分の範疇で出来る限りの抵抗を示しながら、強かに靭やかに生きるジュリア。 自白と裏切りについての話になったときにジュリアが言った 「喋らせることはできても、本気でそう信じさせたりはできないの。人の中にまで入り込んだりは、あいつらだってできやしないわ」 という言葉は、ウィンストンにとって最後の砦だったように思います。 「精神の自由」はどうやって守ることができるのだろうか。ふと『夜と霧』を思い出したりもしました。 もと司書目線でいえば、本や新聞、文書についての記述が多いことにも興味がわきました。 歴史も、さっきまで起きていた事実も、支配層にとって都合のよいように書き換えられていく中で、ウィンストンの「日記」という行動はもしかしたら最強の抵抗なのでは?(な〜んて思ったけど、あれも多分罠だったのよね) それにしても、そんなことが現実世界で起きていたら非常に恐ろしいこと。これは過去?未来?それとも現在? 訂正が加えられた本は、元の版が書店に並ぶことは殆どないけれど、図書館には残されている。アーカイブとしての使命がそこにはあるのだよなと、改めて思ったり。(もちろんスペース上の問題もあるし、全ての図書館が全ての書籍を保存しておくことは不可能であることを経験を持って分かっているけれど) ちなみに私が読んだ角川文庫の田内志文さん訳(2021年)は、「hate」を「ヘイト」と訳している。もっと前のハヤカワepi文庫(2009年)は「増悪」と訳していた。この差についても何だか考えさせられてしまいます。言葉がそのまま通じるほどの世相の変化よ。 「知る」ことは大事で、必要なのは「考える」こと。インターネットの普及により私たちの生きる社会は「知る」に溢れていて、時に溺れてしまう。 「知る」ことに飢えていたウィンストンは、得られた少ない情報を裏付けも確かめないままに信頼しすぎている節があったけれど、では果たして、多くを「知る」ことのできる現実社会を生きる私はどうか?と自問しながらページを閉じたのでした。




つくえ@tukue_mon2026年5月23日読み終わったあとがきにある様に、読み継がれる理由が皮肉にも身近に感じられる様になってきた ビッグ・ブラザーはこちらを見ているが、それ以上に主権者はお前たちを見ている事をピースでアピってこ

イチ@one2026年5月21日読み終わった本当に怖い小説。現代の全体主義がとるであろう手段をリアリティをもって提示している。言語を消滅させる。非正統的な思考ができないように。 後半読んでいく中で、序盤に埋もれていた表現が息を吹き返すのが楽しかった。充実していた人の心、精神が折られていくさまがかなり丁寧に描かれていて、おぞましい。拷問は怖い。解説、訳者あとがきも面白い。



霧乃@c1nnamon2026年5月20日読みたいかつて読んだハヤカワの新訳版 10年以上前に新幹線移動で一気読みして以来読んでないがまた読もうかなと思ってブックポーチに入れた 今読んでるの読み終えたら読みます
- ムルムル@murumuru2026年5月20日かつて読んだ人間は自分の頭の中すら自由にすることはできないのだ、という無情さがこれでもかと伝わってきた作品だった。 だが、真に偏見のない中立な思考など不可能であるからこそ、自分たちはなるべく多くの情報を仕入れ、考え続けなければならないのだと思った。







- ゆり@y_uri06262026年5月11日読み終わっためっちゃ面白かったと苦しみが両方ある〜 党の語る言葉と現実との乖離、そこから投獄を経て現実そのものを曖昧にし、愛が敗北し、教育が終わってなお自分の頭の中が本当にビッグブラザーをどう思っているのかわからない恐怖、最後の一文!





ひかりとかげ@hikakage2026年5月9日読み終わった小説のつもりで読み始めたが、読み終えたときには、これは物語というより、全体主義国家がどのように国民を洗脳し、個性や連帯を破壊し、監視と服従の体系へ組み込んでいくかを記した専門書のように感じた。 ビッグ・ブラザーという絶対的存在。 「イングソック」と名づけられた思想体系。 語彙を絞り、思考そのものを狭める「ニュースピーク」。 矛盾を矛盾のまま受け入れさせ、過去の改変にすら疑問を抱かせなくする「二重思考」。 特に恐ろしかったのは、その支配が子供たちの教育にまで及び、家族という最小単位の連帯を破壊していくことだった。子供は党に絶対忠誠を尽くす駒として育てられ、実の親でさえ疑い、通報する存在になる。そこには、国家が家庭を越えて人間の内面を占領していく過程が描かれていた。 この小説に続きはない。 だが、続きはある。 それ自体が二重思考的な言い回しだと分かっている。それでも、そう言いたくなるほど、ビッグ・ブラザーの支配体系には絶望的なまでに綻びがない。そして、スマホやSNSの発展、AI技術の進歩、ディープフェイクが巧妙になった現在が、この『1984年』のプロローグのように感じられてしまう。 「過去を支配する者は未来を支配する。 現在を支配する者は過去を支配する。」 オブライエンの言葉が、冷たい床に打ちつけられるブーツの音のように近づいてくる。





- ゆり@y_uri06262026年5月1日読んでる作中描写に感化されて起床後なるべくすぐラジオ体操するようにしたらちょっとだけ体調改善しました 2分間ヘイトは一人では無理だけどもしかしたら本当に何らかの効果が……?と思い始めています 沖縄の共産主義者みんなでちょっとやりませんか?
- ゆり@y_uri06262026年4月28日読み始めたかねてから読もう読もうと思ってたのとプロジェクトヘイルメアリーが面白かったのでhontoにて購入 まだ序盤も序盤だが「この世界、嫌だな……」がマイページ来る 監視社会も嫌だし酒が不味いしタバコは縦にしたら葉がほとんどこぼれるほどスカスカだしで良いとこが一個もない



ながほん@naaga_reads2026年4月22日読みたいプレイしているゲームにオーウェルというキャラクターが出てきたので。 オーウェルさんの作品は他のもの良いのに1984のせいで埋もれてしまっているみたいな話を聞いたことがあるので、他の作品も読んでみたい




月書房@sunnytree03832026年4月18日読み終わった鉱脈を掘り当ててしまった、という解説の通り。ここまでドライヴ感のある小説だとは思っておらず、すぐ読み終えてしまった。思うに、人間の奥底に常に存在する死への不安は、人間を党の思想の駒として利用し党の不滅と置き換えることで抗われたのではないか。アーレントの記したアイヒマン裁判を思い出した。無思想で異様に忠実に鍛え抜かれた人格だけがこれに適したのだと思う。- 夏至@pixied82026年4月5日読み終わった読書会いやー、ディストピア小説。マーガレット・アトウッドの「侍女の物語」を読んだ時も思ったけど、こういう社会が来ないようにするためにこういう物語を読まなきゃいけないんだよなぁ。と思いつつ、こういう小説を広く読んでもらうのって難しい。大きな栗の木の下でのアレンジみたいな音楽が気味悪くて聞いてないのに頭から離れない。あれもこれもどれも罠なのか。言語を奪うことは考える力を弱めること。



- ジョン卍郎@iwa1215hara2026年4月2日読み終わったSF小説の金字塔みたいな雰囲気だったので読んだ。なんか読み終わるのに3ヶ月くらいかかっちゃった! 1949年の時点では(当たり前ながら)社会も今に比べてアナクロだったろうにこんなSNSやデジタル監視社会みたいな話を書いているというのは本当に凄い想像力。 印象的だったのはテレスクリーン、二重思考、再教育、裏切り



たもつくん@wataru-tamura2026年3月22日読み終わったかつて読んだビッグブラザーという謎の支配者に全てを監視されているディストピアを描いたSF。 主人公は社会的序列でいう中層にあたるが、反社会的な思想が芽生え始める。そこから女性との情事にはまり始めるが、同じ思想を持つ同志と思った人物にはめられ制裁を与えられる。 「アンドロイは電気羊の夢を見るか」「華氏451度」同様有名タイトルから興味を感じた作品。



rep@toponder_r2026年2月28日買った読み始めた書店をうろうろしていたらなんとなく気になってた本があったので購入。いくつかの翻訳版があったけど表紙が好みなこちらを。 ブルーボトルコーヒーで気になってたホットチョコレートと共に🍫甘すぎなくて美味しい〜






- ショコ@shokko_ri2026年2月20日読み終わった「外国文学を読む」3冊目 今読むべき本だと思って手に取ったけどそこはかとなく恐怖だった。こんな時代がくるとは思いたくないけど、今のままならそうならなくもないなとどこか納得させられる。近い未来がこんな世界にならないことを切に願ってる。

繁栄はん@han-ei-han2026年2月2日買った読み終わった借りてきた戦争は平和なり イラク爆撃、台湾侵攻、ウクライナ侵攻。これらを「平和のため」と謳う。 自由は隷属なり SNSによる情報統制、元の人口にそぐわない南京虐殺の犠牲者数、 天安門で虐殺なんてなかった 無力は力なり 下級国民の固定化、寝そべり族の増加、加速する少子高齢化。 裏金議員を政府や検察は単なるミスとした。 オールドメディアによる偏向報道は日に日に増していく。 30年間の衰退の記憶などとうに忘れ、毎度お得意の"検討"を盲目的に期待するしかなくなった多くの国民は、我が國の初の女性ビッグ・ブラザーを愛していた。 なぁーんてね。 執筆後に自ら命を絶つ日本の文豪たちとは異なり、筆者は死が迫る半年前まで、命の灯火を削りながらこの作品を書き上げた。 それは自己陶酔的な難解さとは無縁の、極限まで洗練された言葉の結晶だ。 迫りくる死を前に、ただ「真実」だけを抽出しようとしたその筆致には、透き通った美しさが宿っている。 良書!


いたたに@Okadatoshiooo2026年1月19日読み終わった壮大な思考実験。 戦争×科学技術×全体主義=ヒエラルキーの固定化。 ICT(特にIoTとAI)が発達した現代では、ありうる世界なのかなと。 AIのハルシネーションも歴史の改竄のようなもの。



- まりも@bass_marimo2026年1月3日かつて読んだこれも2025に読んだ。一回読むのを諦めたけど数ヶ月後に再開。歴史が改竄され、思考が制限される恐怖…ホラーではない怖さだけどすごく面白かった


- 野谷@nnoy2025年12月30日読み終わったSFはゼロから世界を構築するから面白い 2分間憎悪や思考犯罪のような世界観をクリアにする単語が出てきてワクワクしたし、没入感があった 特に好きだったのが「ニュースピーク」で、思考を制御するために、かつてあった言葉がなくなっている。「自由」という言葉を知らない人は自由を求めることがないというような、思考の幅が語彙に依存するというのは面白かった。 主人公は歴史改変の仕事をしているが、これも描写が細かい。私たちも歴史の教科書に載っていることしか認識していないので、そこに載っていることが本当に起こったのか、そこに載っていないことは起こらなかったのか確かめようがない。『1984年』を読むと、真実は不変ではなく人の意志で変えることができるものなのかと考えさせられる。



栫@kakoi2025年9月29日買った読み終わった村上春樹の1Q84を読んで気になったので読み始めた。 とにかく面白くなくてとても面白かった。 思考が制限され簡略化され、考える力を奪われる恐怖… 今の時代も変わらないのかも知れないと思ってしまうのが怖かった。
ベーグル好き子@bagel_11292025年7月14日読み終わった現実世界と重なるところが多くホラーである。一方で世界情勢的な話だけでなく、身近にもこうした正しい論理を歪ませる集団論理、洗脳、心理はあるよなあと感じたり。今の情勢傾向が続くといつか禁書扱いになりそう。
ロッタ@rotta_yomu2025年4月27日読みたいいま読んでるイリナ・グリゴレさんの「優しい地獄」に社会主義国はオーウェルの1984の世界だという文章があったので、いよいよ読まなくてはいけないきもち。つまりディストピア=社会主義国ということなんだけど、イリナさんは社会主義国も資本主義国も人間の身体を商品にしていると書いてもいる。

まきた@kuroro12122025年4月22日読み終わったこの本は令和3年発行の訳版だと思うのだけども、解説も訳者あとがきも現実の世の中が1984にどんどん近づいている旨を述べてるのが印象的だった。 また、付録のニュースピーク解説に言語学の科学性を感じで面白かった。




本の影@toge2025年4月3日読み終わった最初はウィンストンをいけすかないやつと思ったが行動を起こすと面白くなる。真理省は改竄、平和省は戦争、愛情省は拷問する。言葉遊びのようで現実の風刺でもある。テレスクリーンや二重思考も恐ろしいが、どこかで歯止めしなければ我々の現実世界にも侵食してくるだろうと思わせる。悪夢のような一冊。
どうどう@toutoutoudo2025年3月19日読み終わったディストピア小説。ブルーベルの花が出てきてからずっとヨルシカのへびがBGMになっていた。 主人公が誰に愛されるのかによって本は誰に向けて描かれたものなのかわかる気がする。ジュリアがスミスに手紙を渡したところの違和感がすごい。 自分はある程度の自由の中でのびのび生活できていると思い込んでいるが、今現在もどんどん自由の円は狭まってきているのかもしれない。気がついた時には両手も伸ばせないほどの広さしかない空間に閉じ込められて自由を奪われたことも気がつかないで自分は自由なフリをしている図。ご自愛のカルチャーを見ると感じる。 従属するフリをして思想が自由であればそれは勝利だと思っていたからそれを超えていったラストだった。異端者をただ排除すれば、排除した者が正しくなく異端者が正しいとなる。ならば異端者の思想を正常されているものに変更してから排除する。異端者の思想を2+2=5にする。 独裁者のみに愛を向ける世界って脆くならないかって思ってたらすぐに反論されてて笑。ジュリア愛しているからのビックブラザー愛している。 個人間の愛情を頼りに作られていた世界が個人主義になっている。この個人主義が意図的に作られていたら今の日本もディストピア。





- 蓋が開かない@m_a_y_a2025年3月7日まだ読んでるびっくりするくらい現実への既視感。当時はディストピアとして書いたのかもしれないけど、すっかり予言の書みたいになっている。ここまで酷くないとは言えないし、むしろこっちの方が生きやすいのではないかとすら思う。
月下の医師@rinrin-11022024年8月18日読み終わった★★★☆☆あらゆる分野に影響を与えたディストピア小説の古典的名作として名高い。 一党独裁の近未来もの。密かに体制に疑問をもつ主人公の運命は。 これが70年以上前に書かれたとはね。 ロシアで禁書になっておらず、むしろベストセラーになってるのは興味深い。








Tom@Tomomi_0011900年1月1日読み終わった1940年台に執筆された近未来if、ビッグブラザーなる指導者が支配する全体主義のディストピア世界。 ディストピアものが好きでよく読むけれど、2025年のいま、こんな世界に近付きつつあることが恐怖。名著。
ジェンギス・カーン@dsjenggis_kahn1900年1月1日読み終わった安易にハッピーエンドにしないのがいいなと思う。 SFだけどその要素はあくまでも舞台装置で、描いているのは現実の模写って感じがする。 装丁がかっこいいからこっちにしたけど、ハヤカワの新訳も気になる。若干のお値段するけど…
minori@Khayaymoe9271900年1月1日かつて読んだお気に入り1940年代に書かれたということに驚いた。 怖いし、衝撃的な内容だったが、もっとはやく読んでおけばよかったとも思う。いつかまた読むことになりそう。 翻訳も秀逸だなぁと思った。


































































































































































