1984

44件の記録
- ロッタ@rotta_yomu2025年4月27日読みたいいま読んでるイリナ・グリゴレさんの「優しい地獄」に社会主義国はオーウェルの1984の世界だという文章があったので、いよいよ読まなくてはいけないきもち。つまりディストピア=社会主義国ということなんだけど、イリナさんは社会主義国も資本主義国も人間の身体を商品にしていると書いてもいる。
- まきた@kuroro12122025年4月22日読み終わったこの本は令和3年発行の訳版だと思うのだけども、解説も訳者あとがきも現実の世の中が1984にどんどん近づいている旨を述べてるのが印象的だった。 また、付録のニュースピーク解説に言語学の科学性を感じで面白かった。
- 本の影@toge2025年4月3日読み終わった最初はウィンストンをいけすかないやつと思ったが行動を起こすと面白くなる。真理省は改竄、平和省は戦争、愛情省は拷問する。言葉遊びのようで現実の風刺でもある。テレスクリーンや二重思考も恐ろしいが、どこかで歯止めしなければ我々の現実世界にも侵食してくるだろうと思わせる。悪夢のような一冊。
- とーど@toutoutoudo2025年3月19日読み終わったディストピア小説。ブルーベルの花が出てきてからずっとヨルシカのへびがBGMになっていた。 主人公が誰に愛されるのかによって本は誰に向けて描かれたものなのかわかる気がする。ジュリアがスミスに手紙を渡したところの違和感がすごい。 自分はある程度の自由の中でのびのび生活できていると思い込んでいるが、今現在もどんどん自由の円は狭まってきているのかもしれない。気がついた時には両手も伸ばせないほどの広さしかない空間に閉じ込められて自由を奪われたことも気がつかないで自分は自由なフリをしている図。ご自愛のカルチャーを見ると感じる。 従属するフリをして思想が自由であればそれは勝利だと思っていたからそれを超えていったラストだった。異端者をただ排除すれば、排除した者が正しくなく異端者が正しいとなる。ならば異端者の思想を正常されているものに変更してから排除する。異端者の思想を2+2=5にする。 独裁者のみに愛を向ける世界って脆くならないかって思ってたらすぐに反論されてて笑。ジュリア愛しているからのビックブラザー愛している。 個人間の愛情を頼りに作られていた世界が個人主義になっている。この個人主義が意図的に作られていたら今の日本もディストピア。
- 蓋が開かない@m_a_y_a2025年3月7日まだ読んでるびっくりするくらい現実への既視感。当時はディストピアとして書いたのかもしれないけど、すっかり予言の書みたいになっている。ここまで酷くないとは言えないし、むしろこっちの方が生きやすいのではないかとすら思う。