
miyuu
@miyuu_0824
2020年7月10日
ザリガニの鳴くところ
ディーリア・オーエンズ,
友廣純
読み終わった
かつて読んだ
ミステリーとしてはシンプルで、作品を包む要素のひとつでしかないのかなっていう印象。
湿原とか湿地っていうのに弱い。
だから恩田陸さんの「麦の海に沈む果実」も好き。
終盤、陪審員たちの話し合いのシーンが個人的には欲しかったな。
それがあったら文句なしだったかも。
にしても、美しい言葉のオンパレードで匂いまで立ち上ってくるよう。
心はまだノースカロライナの湿地にいる
っていう帯かなんかがあったけど、本当にそれ。余韻が長く続く。
ザリガニの鳴くところ。
茂みの奥深く、生き物たちが自然のままの姿で生きてる場所。
そこはカイアにとって、どんな場所だったんだろう。
愛はすでに試したのだ。
今度はもっと単純に、空っぽの場所を埋めてみたかった。
たぶん愛というものは
手をつけずにそっとしておくのかいちばんなのだ。
愛はいつも とどまる理由になる
けれど 去る理由には なりはしない