
miyuu
@miyuu_0824
2025年12月30日
月と六ペンス
サマセット・モーム,
William Somerset Maugham,
金原瑞人
読み終わった
かつて読んだ
豊かな情感の表現に、匂いまで立ち上ってくるようだった。
原始を見つめ続けることのできる人は、幸せなんだろうな。
魂の感じるままに生きていける。
p9 神話は、平凡な人生に対するロマンチックな抵抗
p314 鳥に英語が話せたら、きっとこんなふうに聞こえただろう。
p324 色の祝祭。空気はかぐわしく、ひんやりしていた。
終盤、ストリックランドを知る人たちから彼の晩年の姿が語られる。
「大目にみてやったんだよ。芸術家の気持ちはわかるからね」くらいから漂うあたたかくておおらかな空気に、なぜかじんわりと泣きたくなった。
私の魂は何に震えるんだろう。
月と六ペンス。狂気と日常。理想と幸福。
日常や小さな幸せを手放しがたい私は、やっぱり平凡で素朴な人間なんだろうなと思う。