like me "あの本は読まれているか" 2025年4月23日

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@reads193
2025年4月23日
あの本は読まれているか
あの本は読まれているか
ラーラ・プレスコット,
吉澤康子
普段あんまり選ばないタイプの小説。冷戦期にソ連の反体制的な内容の本をソ連に持ち込む作戦に従事したCIAの女スパイの話。 スパイの話が本筋かと思いきや、「ドクトル・ジバゴ」を書いた作家とその妻、愛人の話とか、CIA側にもロマンスが沢山あっ盛り沢山だった。1番かわいそうだったのは、オリガ。不倫してる時点でしょうがない部分もあるけど、2回も収容されて辛い。ボーリャは逃げおおせたのに。権力に守られた男と、その煽りを受けた女の対比が無情だった。イリーナとサリーらラストシーンでもしかしたら…って期待を抱かせるような描写になっくいたけど、真実はどうなんだろう… あのクリーニング屋が気になるから、多分伏線なんだろうな。ヘイリーには二重スパイだったのか?「ドクトル・ジバコ作戦」の効果はどのくらいのものだったのか? 想像の余地をかなり残してくれる小説だったから、もうしばらくあれこれ考えて楽しめそう。「剛心」もそうだったけど史実にもとづくフィクションって面白いんでな。
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