
レコスケ
@takahal
満洲国の事務方トップだった官僚による回想録。著者は東大卒、大蔵省のエリート官僚だったが、職を辞して満洲国の財務官僚に転じた。同様に国内のエリートコースを捨てて、新天地に理想国家の建設を夢見た日本人は多かった。歴史的には、傀儡国家・事実上の植民地として語れる満洲国だが、ゼロから国づくりに殉じた人々は、様々な金融・財政政策や殖産興業策を通じて。王道楽土の建設を夢見ていた。タイトル通りそれば、見果てぬ夢に終わったが、満洲国で培った産業振興のノウハウは、戦後の復興の際に生かされることになった。