
ニチヨウビ
@sunday
2025年12月31日

ある女の子のための犬のお話
さかたきよこ,
ダーチャ・マライーニ,
望月紀子
読んでる
私の生活にも幼い頃から犬がいた。犬は私をおいて死んでしまう。死はいつもつらかった。何匹も見送るうちに、犬の死の気配を感じ取ると「はやく死んでほしい」と「もっと一緒にいたい」が同居して心がぐちゃぐちゃになる自分がいた。今も一匹、少しずつ死に近付いていく犬を見ている。
そんな私にとってこの本の「実は苦しみたくないのはわたしたちのほうで、あまりに長くつらい断末魔の苦しみに直面しないために、急いで彼らを追い払うのだ。」(p54)「生きとし生けるものすべてのように、犬にも自分の瀕死の苦しみをもつ権利がある。」(p10)の2節が特に頭を殴られた心地だった。もっとはやく出会いたい本だった。
