
ノエタロス
@Di_Noel02
2025年12月31日
トランスジェンダー男性のきみへ
ザンダー・ケッグ,
メガン・M.ローアー,
上田勢子,
周司あきら
読み終わった
一番の学びとしては、早く性別移行したい!といって「焦らないこと」。
僕自身も内心、「早く変わりたい」と焦ったい気持ちを抱えてしまっているが、一回移行してしまうと、当然ながらもう後には引けない。
決意は固いので後悔はしないと思うが、この移行の過程というのは、今この瞬間しか経験できないのだ。
気持ちばかりが先走ってしまうと、肝心なところを見落とし、失敗が生まれる危険性がある。
慎重になりすぎということはない、自分の心と体のことだから、何度も立ち止まって振り返って、ゆっくり考えていきながら進めていくことが、将来の自分のためにも大切なのだと、教わった。
それに、移行をしてからも、やはり様々な苦労がトランス男性には付きまとうことになる(女性との連帯が途切れるリスク、男性としての”特権”を持つことへの戸惑いなど)のだと知った。
移行できたからって、自分が望んだ通りの完璧な人生を歩めるとは限らない。
でもシスジェンダーにしろトランスジェンダーにしろ、予想通りに上手くいかないことがあるなんて、人生において当たり前のことなんだろう。
であれば、過度な期待を抱きすぎず(もちろん、それでも移行に対しある程度「今より生きやすくなる」という望みを持つことは止めないけど)、今移行中の過程も、自身の大切な人生の一部分なんだと噛み締めたい。
しばらくしたら、また焦りが出てきてしまうかもしれないが、この本を読んだことで、気持ちにブレーキをかけることができそうだ。

