
橘海月
@amaretto319
2025年12月3日

引き抜き屋(1)
雫井脩介
読み終わった
大手アウトドアメーカーのご令嬢で、将来を期待されていた小穂。だがヘッドハンティングでやって来た幹部の思惑でまさかの退職を余儀なくされる。小穂の身柄は父と繋がりがあった並木に託され、ヘッドハンティング会社に勤めることに。小穂がヘッドハンターになってからが本筋で、ヘッドハンティングという仕事や人間関係の機微が面白い。
私も小穂と同様、ヘッドハンティングについて全く無知だったので、こういった世界もあるのかと思いながら読んでいた。実力や適材適所としての能力はもちろん、意外と「縁」や「タイミング」がいかに重要かというのも、最近やったばかりの自身の転職を通して実感としてわかる。ある社長の右腕に、優秀さよりも人柄がぴったりマッチしたのは慧眼だった。