
miyuu
@miyuu_0824
2025年12月31日

ウォーターランド
グレアム・スウィフト
かつて読んだ
イングランド東部、水郷 フェンズ が舞台。
そこは、ウナギとケシと自殺と伝説の国。
答えが期待された「なぜ」と、答えの存在しない「なぜ」
切り離すことのできないこのふたつの「なぜ」の間で起こる沈泥のような葛藤が、読んでいて苦しくなる。
人は、現実をおとぎ話のように語ることで
過去を物語としておはなしすることで
直視し難い現実と折り合いをつけられるんじゃないだろうか。
「ならば、君たちに話して聞かせたいのはー」
何度も繰り返されるこの言葉に
少しずつ胸をしめつけられていく。
難しかった。
1回読んだくらいじゃ、頭を整理するので精一杯。
イングランドの地理やフランス革命を勉強して
もう一度読みたい。
こうしているあいだも、大きな青い目のような夏空が、
私たちの愛の巣を見おろしている。