しんあき
@sinn_aqui
2026年1月1日
縄文の狼
今井恭子,
堤隆,
岩本ゼロゴ
読み返している
乳児期に狼にさらわれ、数ヶ月間 狼に育てられた後に救い出された少年と、その際に捕獲された幼狼との交流の物語。
狼少年と噂され仲間外れにされる少年、かたや生後間も無く親狼を殺され人間社会に放り込まれた幼狼。
互いに支え合う関係になり成長していく。
かと思いきや、雨後の濁流にのまれ海を漂流する波瀾万丈な少年の冒険物語。
なんども読み返している爽やかな読後感を得られる本だ。
また、季節移動する狩猟採取文化から縄文定住文化への移行期を作者なりの想像力で描いた点も楽しく読める。
作 今井恭子
画 岩本ゼロゴ
監修 堤隆(長野県浅間縄文ミュージアム館長)