ぽらりすぶっくす "野生のしっそう" 2025年3月8日

野生のしっそう
著者の非常に丁寧な語りが印象的だった。それが著者が見て感じている世界なのだと思う。自分だったら、その咆哮を、しっそうを、そんなふうに捉えられるだろうか。変に良い面だけを記載しているわけではなく、悪意みたいなものの存在も隣に感じながら、事実を咀嚼していく。上げるわけでもなく、もちろん下げるわけでもない、冷静な(時に静かな怒りを感じる)語りだった。読んでよかった。
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