野生のしっそう

10件の記録
- 吉田真哉@yancy_752025年5月11日読み終わった猪瀬浩平著『野生のしっそうー障害、兄、そして人類学とともに』(ミシマ社) 障害のある兄、と、家族をめぐる物語。「言葉を奪うことなく、ともにあることができるのか」「つながっているところと、ずれているところと、その両方が重要」という言葉に、自分の振る舞いを省みる…。 読み終えて思ったのは、同じく埼玉を拠点に市民活動分野で活躍しているある方と、トークしたりしていないだろうか?ということ。きっとハマるような気がする。どなたか企画してくれないものか……。
- ぽらりすぶっくす@motosasa2025年3月8日著者の非常に丁寧な語りが印象的だった。それが著者が見て感じている世界なのだと思う。自分だったら、その咆哮を、しっそうを、そんなふうに捉えられるだろうか。変に良い面だけを記載しているわけではなく、悪意みたいなものの存在も隣に感じながら、事実を咀嚼していく。上げるわけでもなく、もちろん下げるわけでもない、冷静な(時に静かな怒りを感じる)語りだった。読んでよかった。