
橘海月
@amaretto319
2023年12月29日

読み終わった
東京の下町にある純喫茶と椎木メンタルクリニック。店長の純と医者の旬とカウンセラーのさおり。彼らをとりまく心が傷つき生きにくくなった人達の休息の物語。産後を描く「エデンの園のエヴァ」に記憶が蘇り身につまされた。
窪美澄の小説は、どこかふわふわと悲しくも優しい世界観で、現代のファンタジーだなと感じる。それが悪いわけではなく、独特の雰囲気でそっと寄り添ってくれるような気がする。寒い日の毛布のような、飼い猫の温もりのような暖かさ。
