
橘海月
@amaretto319
2023年5月28日

教育
遠野遥
読み終わった
とある学校で暮らす彼らは、試験の結果でクラス分けされ、その上下で個室から四人部屋と扱いが異なる。一見どこにでもある厳し目な学校のようでいて、まごうことなきディストピアだ。生徒は皆どこかしら歪みを抱え苦しむが、そりゃそうだろうとしか思えない。
今のクラスを維持できるか一つ下に落ちるか、主人公が悩む姿すら滑稽なほどディストピア。冒頭のAV語りといい、催眠の細か過ぎる設定といい、途中で読者が「一体なにを読まされているんだ?」と思うシーンが多々あり、奇妙な世界をより異色にさせる。久しぶりにこの手の本を読んだせいか、若干酔い気味だ。