
橘海月
@amaretto319
2018年1月20日

ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室
キャスリーン・フリン
読み終わった
#ノンフィクション
冒頭のスーパーでの出会いから始まった風変わりな料理教室。10人の料理ができないだけでなく恐れている彼女達の背景に胸が詰まり、その分彼女達の変化に私まで嬉しくなった。どう食べるかは即ちどう生きるかだから。
母親に「真っ黒焦げにする天才」とバカにされ、自身の料理をすごく退屈と極度に卑下するシャノン、夫との力関係が悪く“夫のキッチン”で「自分で料理してみるとすごく怖くなる、パニックを起こしてしまう」と震えるドナ。彼女達がレシピなしに挑戦し、丸鶏を焼き上げた時は自分のことのように嬉しかった。
料理講師である筆者のキャスリーンはパワフルでとても魅力的だ。彼女はまず参加者に包丁の買い方持ち方から教える。そして包丁の切り方、直し方も。いきなりレシピではなく段階を踏み、家でも再現できるように。魚を与えるのではなく釣り方を、そして釣りそのものの楽しさも教えてくれるやり方だ。
