
Iyo
@spica_030
2026年1月3日
兄の終い
村井理子
読み終わった
年末恒例になった本交換で友人からもらった本。
『お葬式からはじまる話を好きになること多いんだよなぁ』と話していたことを覚えていたのか、たまたまなのか、お葬式(というか亡くなったことを警察から連絡が入るシーン)からはじまるこの本は冒頭からぐぐっと心を持っていかれた。
昨日まで当たり前にそこにいた人間が、ある日突然いなくなること。人の死とはそういうものだよなぁと思っていても、誰にも見られるはずがなかった遺品たちを残して戻れなくなることを私たちはすぐに忘れてしまう。大好きな違国日記を思い出しながら読んだ。
主人公(というか、実話なので著者だが)が、父親を失ったばかりの甥っ子に、何か話しかけたいがこの子を傷つけることがないようにしたい、、と気を遣いながら、結局選んだ質問が
『仙台で牛タン食べた?』
だったのが、なんだかとてもよかった🥩